東京から地方への移住を検討する人が増えている。 新型コロナウイルスの影響でリモートワークの導入が進み、毎日の通勤から解放されたことで、より良い住環境を求める人が増えたことが要因の一つだ。 移住希望者と自治体などをつなぐプラットフォーム「SMOUT(スマウト)」の登録者数は、4月以降に急伸。 コロナショック前まで月700人程度だった新規登録者数は、6月には1400人を超え約2倍に(6月29日現在)。 登録者の居住地は東京はじめ首都圏の割合が増えており、「東京離れ」への関心が高まっているようだ。 「もともとリモートワークを推進している会社なので、移住しても仕事面では問題ありません。 ただ、仕事以外のプライベート、例えばイベントを企画したり、参加したりするのは東京じゃないと難しいと思っていました。 それも、コロナで状況が大きく変わりました」 IT企業・ガイアックスに勤める木村智浩さん(39)は、