吉本ばななさんがちいさかった頃、糸井重里は 「近くにいる知りあいのおじさん」のような存在でした。 夏になると、家族づれでいっしょに海水浴に行ったし、 みんなで新年会やお花見もしました。 亡くなった、吉本ばななさんのお父さん(吉本隆明さん)とは 晩年に仕事で深いつきあいをしました。 だから、糸井は吉本さんのことを「ばななさん」ではなく 「まほちゃん」(本名は真秀子さん)と呼びます。 吉本ばななさんの最近の著書である新書 『おとなになるってどんなこと?』のテーマを そのまま話してみよう、といって、このたび会いました。 「ほぼ日」では久しぶりの、ふたりの対談です。 ありがとうございます。 あれ、学校とかで配ればいいのにね。 うちでも、ふだんは本を読まない社員が読んでたよ。 これ、読めるもんなぁ‥‥読めるように 書いてあるのもいいよ。 まほちゃん、これは、頼まれて書いたの? 出版社から依頼があって
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