昨秋からNTTドコモが取り扱いを開始したことで、日本国内では携帯電話会社の主要3キャリアすべてで販売されているiPhone。さぞかし人気を集めていると思いきや、カンター・ジャパンの調査では意外な結果が――。 市場調査会社のカンター・ジャパンでは毎月、携帯電話・スマホおよびタブレット機器の購買・使用動向調査「カンター・ワールドパネル・コムテック(コムテック調査)」を実施している。過去1カ月の間にスマホを新規契約または機種変更した人(16歳以上の男女)を対象にその機種のOSを尋ねたところ、5~7月の合計の調査結果では、iPhone(iOS)の割合はわずか29%。昨年同時期は49%だったため、20ポイントも落ち込んだ。 スマホのうちiPhoneの販売シェア(キャリア別) これをキャリア別に見てみると、最も早くiPhoneを取り扱い始めたソフトバンクは65%で、auは30%。新規参入したNTTドコ