民主党の山井和則・元国会対策委員長(衆院京都6区)の後援会が2012〜14年に開いた会合で、後援会の政治資金収支報告書に「会場使用料」計約764万円の支出が記載されているのに、会費収入の記載がないことが分かった。政治資金規正法は政治団体の収支の記載を義務付けており、山井氏側は記載ミスを認め、報告書の訂正を届け出た。 京都府の「やまのい和則後援会」の収支報告書によると、毎年開く「山井和則を囲む会」などの会場使用料として、12年に約255万円▽13年に約248万円▽14年に約261万円−−が支出されているが、対応する会費収入の記載はない。