1956年生まれ。学習院大学卒業後、大徳寺派桂徳禅院で禅寺修行を積む。2000年大徳寺管長福富雪底老師より「不傳庵」「宗実」の号を授かる。2001年元旦、13世家元を継承。「茶の湯を通して心を豊かに」をモットーに世界中で文化交流活動を行う。2019年外務大臣表彰、2020年文化庁長官表彰。主な著書に『茶の湯の不思議』(NHK出版)、『日本の五感』(KADOKAWA)、『茶の湯と日本人と』(幻冬舎)などがある。また、新しい試みとしてonline Sado『不傳庵宗実の温茶会』を続々配信中。 2021年10月6日(水)に、東京のよみうりホールにて 歴史文化講座「利休の夢、秀吉の夢──戦国から拓かれる茶の湯の世界」が開催されました。 茶の湯に高い精神性を見出し、総合芸術へと高めた千利休。その新しい美意識は、パンデミックという「破壊の季節」を迎えた現代に何を問いかけるのか。 この講演会では、MIH