2009年11月16日 妊娠後期の葉酸補給剤で、小児の喘息リスク上昇か。 オーストラリアの妊婦557人を小児が5.5歳になるまで追跡したところ、妊娠後期(30−34週)に1mgの葉酸の補給剤を飲んでいた場合は、飲んでいなかった場合と比べて、小児が3.5歳の時点で喘息になるリスクが1.26倍高かった。妊娠前期(16週未満)の補給剤の服用ではリスクは高くならなかった。論文はAmerican Journal of Epidemiology電子版に2009年10月30日掲載された。 小児が5.5歳の時点では、喘息のリスクは1.17倍だったが、研究参加者が423人に減少したこともあり、誤差範囲の結果に留まった。 新生児の神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎)を予防するため、妊婦が妊娠前から妊娠後3カ月まで一日0.4mgの葉酸補給剤を服用することが、日本を含む各国で推奨されている。 ところが著者らに
2009年11月09日 出生時の父親と母親の高年齢で、子供の自閉症リスクが上昇。 1989−2002年にカリフォルニア州で出生した全ての単生児7,550,026人と、その中の自閉症児23,311人を対象に調査を行なったところ、出生時の母親の年齢または父親の年齢が高くなるほど自閉症のリスクが上昇し、母親の年齢が10歳高いとリスクは38%高く、父親の年齢が10歳高いとリスクは22%高かった。論文はAmerican Journal of Epidemiology 2009年11月1日号に掲載された。 子供の出生時の父親と母親の年齢は州の出生証明で調査した。自閉症児は、自閉症児や発達障害児にサービスを提供する州当局に登録されている名簿で把握した。自閉症の有病率は、1,000人当たり3.1人だった。 子供が自閉症と診断されるリスクは、出世時の母親の年齢が25−29歳を基準とすると、20−24歳で
最近おもしろいマンガ 個人的な最近の趣向として、おもしろいマンガは「ワンピース」、好きな漫画は「少女ファイト」、ですが、注目しているマンガは?といえば「堂本ルール」になります。 マンガ好きの友達と話していて、堂本ルールはおもしろい、という結論に達しました。 「エリートヤンキー三郎」とか書いている人の話です。ギャグではなく割とシリアスです。 どんな漫画かというと、すげー頭がいい堂本という策略家が、人を操り仕組みを作りヤクザを手玉にとりながら、野望の王国を作ろうとするというもの。 ええ、そのまんま野望の王国的なマンガです。 暴力的なものよりも、人の本質とか、金の本質とか、仕組みの本質みたいなのを知り尽くした上で、操るというのがポイントかなぁ、と。 金持ちが金を使わない理由 で、最近2巻がでたのでさっそく買って楽しんで読んでたんですが、以下のところがおもしろかったので引用。 「
貧乏人の味方「モヤシ」の最高に美味い食い方教えてくれ http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1172235722/ 6 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/02/23(金) 22:03:06 ID:AzNXC5Ht0 炒めて塩コショウかけて食うのが最強 コスト的にも最強 8 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/02/23(金) 22:03:41 ID:LROjyaHN0 >>1 さっと茹でて酢醤油&ゴマ ごま油を垂らせてもOK 13 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/02/23(金) 22:04:10 ID:k7uKhKAa0 リーズナブルで手っ取り早いのは サッポロ一番味噌ラーメンに炒めたもやしとコーンを入れて 卵落として出来上がりだな 26 名前:番組の途中ですが名無しです sage 投稿日:
児童養護施設の問題のひとつに職員配置基準の問題があります。児童養護施設という社会的養護システムはシステム虐待であるという意見があります。私はこの意見はその通りだと思います。児童養護施設で働く職員が、児童養護施設をシステム虐待であると呼ぶことは問題があるのかもしれませんが。国は最低基準の見直しをするべきです。国は児童福祉を軽視しないで欲しい。 児童福祉施設において国が定める職員配置基準は、児童福祉施設最低基準に記載されています。児童養護施設の場合、6歳以上の子どもは6人に対して職員が1人、3歳以上就学前が4人に対して1人、3歳未満が2人に対して1人となっています。 この配置基準を読者の方はどう感じたでしょうか。「大変なんだなぁ」「職員数が足りない」などの意見が多いと思います。ぴんとこない人もいると思います。実際の現場では、施設にもよりますが、これよりも過酷な配置基準で子どものケアが行われてい
基礎的な学力を表す言葉として読み書きそろばんという言葉があるが、 私はプログラミングについても読み書きそろばんに当たるものがあると思っている。 まず読みというのは、プログラムを読む能力である。 たまに、人の書いたソースを見て、すぐに 「全面的に書き直さないと使い物にならない」とか、 「グチャグチャですよ」とか、 「気持ち悪い」といったことを口にする人がいるのだが、 多くの場合、なぜそのように感じるのかを聞いてみると、 単に自分が今まで書いてきたコードと違ったスタイルで書かれている、 ということだったり、ごく一般的なデザインパターンが使われているのに、 そのデザインパターンを自分が知らないだけで 「わかりにくくて読めない」などと言っていたり、 人のコードを使い物にならないと簡単に口にする人であればあるほど、 その人自身が使い物にならない、という傾向がある。 もちろん、全体の整合性を取るために
障害のある子を持たない母親の、 「理解できない・自分だって大変だけど、がんばってるのに…」 という感想を読むと少しイライラする。 障害なく生まれた子とは、基本的なところで、労苦も精神的な負担も全然違う。 上記の感想を言う人には、その部分が他人事だからである。 (もっとも、私はお気楽ですけどね(- -;)) 彼らは本気で自分が障害を持つ子がいるという想像をして、 そうした立場をとって考えることはできないし、 もちろんどういう負担があるか知識としても知らない。 社会的に、とても厳しい目を向けられ、重い責任を求められる。 自分の対外的な行動はダイレクトに子供に関わってくるので、 「良い親」としてふるまわならなければならない。 不思議なことだけど。 責任が重くてもそれに見合う分の喜びや、希望があれば、 育てていけるけれど… そうしたものは、子供本人だけでなく、 まわ
2008年07月10日 学校教育で気になること 最近、学校教育をめぐって、ちょっと気になっていることがある。学校が管理的、強圧的になっていやしないかという心配である。 最近のマスコミ報道、また、教育ブログ、わたし宛にいただく読者の方からのメールなどを通し、そう思わせる事例が相次いでいる。 もちろん、それらの多くは、一方の意見しか分からない。批判される相手の言い分は分からない。 一つ一つの事例を検証するなら、双方の言い分を聞かなければならないことは申すまでもない。 しかし、そうした状況でも、以下のことは言うことができる。 学校批判の声が、わたしに寄せられる。ということは、少なくとも、当該校と地域・保護者とのあいだに信頼関係が構築されていないのではないか。 また、事実は分からないとしよう。しかし、少なくとも、地域、保護者から、学校経営が強圧的、管理的と受け取られている。そういう学校がある。それ
追記 (自閉症の原因についての最新は『結局、自閉症の原因もヒドロシキラジカルのTRPM2やヒスタミンへの影響で、それにはコンドロイチン硫酸が効かないかと』などに) 前の文でテンプル・グランディンさんのような、感覚過敏があり、空間感覚、また記憶に優れた自閉症のタイプは、GABAやサブスタンスPの過剰で説明出来るのではと書きましたが、GABAの上流のBDNF(脳由来神経栄養因子)が炎症とも関係するようで、いろいろなことがBDNFに繋がっていきます。 このBDNF、短期フェーズが遺伝子発現や蛋白合成をつうじて長期フェーズに影響するのですが、その放出には、細胞内カルシウムストアからのカルシウムの供給が重要で、そのカルシウムストアからの供給は、細胞内カルシウム濃度が上がることによって促進から抑制に変わります。これによりBDNFの産制は振れることになり、これが、GABAの過剰過少に繋がるのだろうと。
2008年02月07日21:28 カテゴリ中学2年 ◆242◆ 講演会〜発達障害とともに生きる ①発達障害とは 東京大学医学部小児神経科医の講演会を聞いてきました。 タイトルは『発達障害とともに生きる』 対象は、子どもを持つ親・学校関係者・医療従事者向けなので、発達障害という言葉を初めて聞く人も多数いました。 まず『発達障害』についての簡単な説明から入りました。 以下、もらった資料を元に簡単に内容を記します。 最近発達障害についての報道を目にする機会が増えたのは、「ゲームによる影響や現代の子育てが原因」という議論もあるが、「昔からいたが病院に受診する機会もなく、医療の現場でも認識が不十分だった」ためと考えられる。 また、「軽度発達障害」という言葉は、文科省で現在は使われなくなっているそうです。理由は、障害としては軽度であっても、学校・社会での不適応などの問題はむしろ深刻であることが理解され
児童精神科医師・臨床心理士・マジシャンの日記です。癒し系ブログを目指して、ぼちぼちの〜んびり更新しています。 まるまです。 今日も大学での講義を終えた後、職場にもどり、ようやくいま、明日のもうひとつの大学での講義準備を終えたところです。毎週エンドレスでしたが、来週で大学が冬休みに入るぞ〜 もうすぐだっ! てな感じで一段落ついて、ブログをみたらみちるさんのコメントがあったので、ちょっとくわしく書いてみますね。 メチルフェニデートは中枢神経刺激薬です。 ADHDのひとは、前頭葉(脳みその前のほうです、あたまのあでこのあたりにあるとイメージしてください)においてドーパミンがうまく働かず、それが実行機能障害の原因になっています。 実行機能というのは、物事を筋道たてて順序良く処理していく能力のことで、これがADHDのひとや、高次脳機能障害のひとは弱いのです。 脳において、情報の伝達は神経
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