タグ

ブックマーク / sengna.com (24)

  • 金銭鼠尾

    Twitterで辮髪好きな方と絡むことも多くなったんですが、未知の大地に辮髪の花は開くモンなんですね。日にもこんなに辮髪を愛する人たちがいるなんて胸が熱くなりすぎます。時代は変わったよ…ボクは一人じゃないんだ…と、独りごちるコトしばしです。 で、その中で、ラーメンマン辮髪について話が出たりしたわけですが、自分もネットか何かでラーメンマン辮髪も史実として存在したという記事を見たことがあります。しかも、ラーメンマン辮髪自体は正当なマンジュ風俗で、映画等にでてる辮髪は清末の大衆的な髪型であって、どちらも正解という感じでした。そんなこんなで、ラーメンマン辮髪の正式な言い方の方はすっかり失念していたんですが、ご指摘いただいたとおり、金銭鼠尾という名称みたいですね。語源は、銅銭程度の髪を残して、鼠の尻尾のように結んで垂らす…というところみたいです。 ちなみに、清朝において薙髪令で定められたあの髪型の

    金銭鼠尾
    bitheiboo
    bitheiboo 2011/04/09
    「金銀鼠尾」(ラーメンマン風辮髪)について。
  • 前門の関帝廟

    今まで何となく買いそびれていた、内田道夫 編『北京風俗図譜』東洋文庫 を購入したので、パラパラ捲ってフムフム言ってます。オンデマンド版だと図版が大きくて些かお得気分です。なんか東洋文庫のサイズだと図版ちっこそうで躊躇していた部分はあるんですよねぇ…。で、寡聞にして知らなかったんですが、これ絵画部分は青木正兒センセが留学してた時に現地の絵師雇って書いて貰ったモノの様ですね。もっともこのの肝は各画の解説部分にあるので、注釈を付けた内田道夫センセのだと言うコトは間違いないんですけど。 で、パラパラ捲っているとこんな記事に遭遇。 神仏をまつる寺廟にも、それぞれはやりすたりはあるが、北京城内のそれは、いずれも整頓されたものが多かった。前門の関帝廟は『三国志』で有名な関羽の霊をまつるもので、鼓楼の関帝廟とともに人を集め、つつましやかな男女の神前にぬかずく姿が見られた。明の成祖永楽帝が蒙古王ベンヤシ

    前門の関帝廟
  • 誕生!中国文明 展

    と言うワケで、7月に見に行ったモノの諸般事情のために中途半端にしか見られなかった誕生!中国文明 展が終了するので上京ついでに東京国立博物館で見てきました。正直、ちょっとバカにしてたンですが、改めて見直すとやはり来てるモノは良かったと思います。 まぁ、基的に今回の展示は河南省から出土した文物だけと言うコトで、話題の曹操墓の博物館建設のための出稼ぎ感アリアリとか、河南省は文物の宝庫ながら一級品は中国国家博物館に入っているから大したものは来ないとか、色々言われたわけです。さして期待してませんでしたが、そこそこ面白い文物来てたと思います。 第一部 王朝の誕生 については…まあ、時系列になっていてわかりやすいですね。先史時代(いわゆる夏代)から後漢までズラーッと代表的な文物が並べてあってわかりやすいと思います。青銅器とか玉とか瑪瑙の装飾品とか銀縷玉衣とかわかりやすさ満載ですねwただ、青銅器あたりは

    誕生!中国文明 展
  • Pigtail

    清末モノのドラマなどで西洋人に辮髪をPigtailと称されて、開明的な知識人が異国で憤慨する…っていうのはお約束の一つになっているかと思います。なるほど、英語では辮髪のことをPigtailって言うワケね~豚のしっぽだなんて侮蔑的~等と言う文脈で語られることも多いと思います。でも当にそうなんでしょうか? 英単語でPigtailって普通に三つ編みお下げ髪のことを指したりするわけですよ。ポニーテールと同じ感覚です。となると… 1:辮髪のことをPigtailと称したので、辮髪に似ている三つ編みお下げ髪のことまでもPigtailと称するようになった→辮髪起源説 2:元から英語圏では三つ編みお下げ髪のことをPigtailと称していて、たまたまダイチン・グルンに到達した際に、見慣れた三つ編みお下げ髪に似ている!辮髪=辮子を指してPigtailと称した。→三つ編み起源説 …と、二通りの起源が考えられます

    Pigtail