1月 5, 2011 (中国通信=東京)フフホト4日発新華社電によると、中国モンゴル合同考古調査隊は先ごろ、モンゴルの草原地帯で、ガルダンを首領とするモンゴルのジュンガル部と戦った際の清朝康熙帝の駐屯地遺跡を発見した。2010年内蒙古自治区文化財考古成果報告会で明らかにされた。 この遺跡はモンゴルのアルハンガイ県に位置し、アドゲンハリヤル遺跡と名付けられた。この遺跡は東と西の二つの部分からなる。西側の建物は地上に作られ、地表にはや形が異なる47カ所のオンドルが作られており、上級士官の宿舎と軍務を処理する場所だったと考えられている。 遺跡の東側には一列に並んだ住居址が290カ所以上も見つかった。すべて半地下式で、入口は南向きに作られていた。一般兵士の宿舎だったと考えられている。 内蒙古自治区文物考古研究所、モンゴル遊牧文化研究国際学院、モンゴル国立博物館からなる中国モンゴル合同考古調査隊は、