ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (3)

  • 生鮮コンビニ: 極東ブログ

    生鮮品を売るコンビニを生鮮コンビニと言うのだそうだ。そういうのがあるというのは、昨年だったかニュースで聞いた。ローソンとかが始めたのだったか。だが、生鮮コンビニという言葉が時代のキーワードになっているとは知らなかった。先日のニュースによると、昨年五月に生鮮コンビニを開始したローソンが現状の三十五店舗から今年は百店舗に拡大。サンクスは先月この分野に参入し、同じく今年首都圏に百店舗。am/pmが首都圏に六十店舗ということらしい。いくら首都圏が広いといっても今年あたりから、生鮮コンビニが世の中の風景に目立つようになるのだろう。 うまく言葉になってこないのだが、私は町の風景の変化というのが不思議でならない。以前ならそれがなかった。なのに今はある。そういう違いがうまく受け止められない。現在では沖縄でもスタバはあるが、五年くらい前だったか東京に出るたびにスタバが街に増えて不思議な気がした。それを言う

  • 龍井: 極東ブログ

    自分でも不思議なのだが冬場になると中国緑茶龍井をよく飲む。一日二杯くらい飲むこともある。緑茶は熱気が溜まるとして夏場や香港などでは好まれないから、これでいいのかもしれない。淹れ方は昔風。 ガラスのコップに龍井の茶葉を入れ、そして熱湯を注ぐ。最初茶葉は浮く。そのうち踊るように沈んでくる。三分くらいだろうか、その茶葉の踊りを金魚でも見るように眺めつつ、あらかた茶葉が沈み、珊瑚のようになったら、そう飲める熱さでもあるし、飲む。味と香りは日茶とはもちろん違う。香ばしいのだが焙じ茶のそれではない。茶の若芽の鮮烈な香りもある。 とそんなこと思って私が大好きな中国通の社員の多い朝日新聞のサイトを見ていたら、龍井の話があった。”西太后から江沢民さん・上海閥まで”(参照)である。 この龍井茶の中心になる畑はいくつかあるが、中でも「獅(子)峰」。清明節前摘まれるもの(明前)を最上とし、「獅峰明前龍井」として

  • [書評]ジョゼと虎と魚たち(映画版): 極東ブログ

    気になっていたまま見過ごしてしまっていた映画「ジョゼと虎と魚たち」(参照)だが、年末だったか年始だったかテレビでやっていたらしく、DVRで見た。 いい映画だった。ピアノの響きも印象的だった。スナップ写真の風景の連続が胸にきゅんと来るものがあった。 いい映画過ぎて原作の印象がぼやけてしまったので、実家にある田辺聖子の原作(参照)も読み返してみたくなった。 映画と原作ではジョゼのイメージが私にはけっこう違う。「市松人形」という表現があったが、もっと人形のような感じをもっていた。が、映画のほうのジョゼもそれなりによかった。池脇千鶴もうまく演技していたというか、それなりのジョゼの解釈をもっていたのだろう。 話は……原作についてのアマゾンの帯みたいのを引用するとこう。 足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫

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