「武士道の根本は、死ぬことにつきると会得した。 死ぬか生きるか、二つに一つという場合に、 死をえらぶというだけのことである。」 出典:『葉隠』、山本常朝・田代陣基 原著、 神子 侃 訳、徳間書店、P49より 冒頭、最初の一文が、これです。 「武士道といふは、死ぬ事と見附けたり」 から始まる本なのです(^^;)。 でも、表現はキツイものの、 要は“覚悟を決めて進む”ということだと思います。 私たちの人生は、選択の連続、と言えますが、 常に厳しいほうを選択していく、 それが鍋島藩の武士道精神だったようです。 → 『葉隠』の名言2へすすむ