内閣府の男女共同参画局が「おとう飯(はん)」というキャンペーンを開始した。夫の料理へのハードルを下げ、家事に参加する時間を増やすための取り組みだ。 一方、インターネット上では「その前に労働時間を6時間ぐらいにすれば」「早く帰れないのが実情だろうに」などといった意見が少なくない。内閣府はどう考えているのか。 「おとう飯」キャンペーン大使任命式に出席した「イシバシハザマ」石橋尊久さん(右)と、加藤勝信・内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画) (写真提供:内閣府) 「これまで料理なんかできないと思っていたあなた」 内閣府は2017年6月12日に「おとう飯」キャンペーンを開始。特設サイトには「これまで料理なんかできないと思っていたあなた、立派な料理を作らなければいけないと思っていたあなた。いいんです。『おとう飯』ならいいんです! 簡単に、手間を掛けず、多少見た目が悪くても美味しければ、それ