JA全農長野は17日、JA松本ハイランド朝日支所(長野県朝日村など)が出荷したグリーンリーフレタスから基準値の22倍の農薬「クロロタロニル」が検出されたと発表した。同じ農家が生産し全国に出荷されたサニーレタスと合わせて計約2.2トンを自主回収する。出荷は5~16日で、JA長野県営農センターによると、ほとんどが既に店頭に並んでいるとみられる。 農家が農薬の散布時期を誤ったのが原因という。センターによると、体重50キロの人が同程度の農薬が残留したレタス40グラムを毎日食べ続けても、健康被害は出ないという。【渡辺諒】