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ブックマーク / mercamun.exblog.jp (4)

  • 「メカニズム論の誤謬」という菊池流科学思想 | 社会学玄論

    先のエントリー「偽薬効果を前提にしたニセ科学批判はニセ科学である。」で一つのことが明らかになった。それは、「メカニズム論の誤謬」という思想をニセ科学批判者たちが共有していることである。 偽薬効果という現象は、観察されているが、そのメカニズム=因果過程は解明されておらず、科学的根拠はない。しかし、観察されている現象なのだから、科学的に否定できない事実であるという。 つまり、メカニズムがわからなくても事実として確認されれば、科学的事実であり、メカニズムがわからないから非科学・ニセ科学とするのは誤謬であるという考えである。これを彼らの言葉では、「メカニズム論の誤謬」という。偽薬効果もメカニズムがわからないが、臨床データに基づいて観察される事実なので、科学的事実であるという。 ニセ科学批判者は、このような論理によって、偽薬効果の存在を肯定する。そして、偽薬効果しかないとしてホメオパシーを批判する。

    「メカニズム論の誤謬」という菊池流科学思想 | 社会学玄論
    blackrook368
    blackrook368 2011/02/02
    『私はメカニズム解明を科学の条件としたい』論宅さんの願望には興味がないし、偽薬効果と幽霊や超能力を一緒くたにするんじゃない。それは双方にとって侮辱だぞ。
  • 宗教が処理する領域=世界の根源的偶然性 | 社会学玄論

    宗教は、物理世界や社会世界を対象とするのてばなく、世界の根源的偶然性を対象とする。この領域は決して科学の対象にはならない。 当ブログ「科学で扱えない領域について」より抜粋 「社会学では、世界の根源的偶然性については、科学の対象外であり、宗教のみが処理することが可能だと考える。世界の根源的偶然性とは、例えばこういうことである。交通事故にあってある人間が死んだとする。死亡の原因は科学的(医学的)には説明がつく。しかし、なぜこの人だけがたまたま交通事故にあって死なないといけないのかという原因はなく、偶然だとしかいいようがない。 また、なぜ私は奴隷の身分で生まれてきたのだろうかと思う人がいたとする。しかし、その原因はなく、偶然としか言いようがない。この偶然性は、反証不可能であり、科学の扱うべき対象ではない。 また、熱量の法則や質量保存の法則など、自然科学が発見した法則があるが、その法則自体が存在す

    宗教が処理する領域=世界の根源的偶然性 | 社会学玄論
    blackrook368
    blackrook368 2010/02/08
    タグに「ニセ科学批判批判」とあるのであとで読む。
  • 科学が扱えない領域について | 社会学玄論

    何でも科学の対象にできると考えている方がおられるので、ここで釘を刺しておきたい。もし森羅万象を科学は対象とすることが可能であると考えるのなら、それこそ科学万能主義と言われるものになってしまう。科学は、自己の限界設定ができてはじめてその意味を獲得する。 基的に、反証可能性のない対象については、科学の対象ではない。従って、「神は存在する」や「死後も霊魂は存在する」という反証不可能な命題にかかわる対象については、科学の外にある。神や霊魂は、科学の対象外であり、科学的に扱うこと自体がナンセンスなのである。 社会学では、世界の根源的偶然性については、科学の対象外であり、宗教のみが処理することが可能だと考える。世界の根源的偶然性とは、例えばこういうことである。交通事故にあってある人間が死んだとする。死亡の原因は科学的(医学的)には説明がつく。しかし、なぜこの人だけがたまたま交通事故にあって死なないと

    科学が扱えない領域について | 社会学玄論
    blackrook368
    blackrook368 2009/10/19
    それを言うべき相手は自分の領域外である科学の領域に入ってきて「科学では解明できないこともある」と叫んでいるオカルト肯定者ですよ。なんとなく頭がいい人はそこを都合よく解釈するよね、なんで?
  • ニセ科学批判のニセ科学化現象 | 社会学玄論

    死後の世界は、科学の対象とならない。神や霊魂の存在は科学の対象外である。つまり、特定の宗教の教義内容が正しいかどうかは、科学の対象外である。さらに、道徳内容の正しさも、科学の対象外である。もし科学が自らの対象外の存在について語るならば、科学的ではなくなり、ニセ科学となる。科学が科学の対象外のものについて語りだすと、科学は宗教と機能的に等価となり、科学は途端に宗教化する。 ちなみに、死後の世界について、科学者の態度としては、「私の仕事の専門外なので答えることができない。(お坊さんや神父さんに聞いてみて下さい。)」というのが正しく、「科学の立場からは、死後の世界や霊魂は存在しない。」と答えるのは、不適切である。科学者は、死後の世界という科学の対象外の分野については、語ることはできないわけである。 にもかかわらず、死後の世界について存在しないと語り、スピリチュアルや宗教や占いを否定しまくる科学者

    ニセ科学批判のニセ科学化現象 | 社会学玄論
    blackrook368
    blackrook368 2009/10/18
    知恵袋に行ってごらん。「主観的な事実を科学の言葉を使って説明することによって説得力を持たせてる」って言ってる人いるし気付かずやってる人もいるから。それって科学が対象にしちゃいけないんだっけ。
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