オーストラリアのパース(Perth)近郊で撮影されたゴシキセイガイインコ(2005年6月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Greg WOOD 【6月2日 AFP】オーストラリア北部パーマーストン(Palmerston)で、泥酔状態のインコが次々と木や空中から路上に落下するという謎の現象が続いている。こうしたインコの数は数百羽にのぼり、手当をする獣医たちを当惑させている。 インコたちを治療している獣医のリサ・ハンセン(Lisa Hansen)さんは、インコたちは明らかに酔っ払っていたと言う。「木から落ちた鳥たちはコントロールを失い、枝から枝へ飛び移ることができなくなっていた」 ハンセンさんの病院では一度に30羽のインコの手当てをしていたときもあり、その後も庭先や道路脇などに倒れていたインコが毎日8羽あまり運びこまれている。インコには砂糖入りのお粥と果物を与えているという。 ハンセンさんは