海水浴場で放射性物質検査へ 5月25日 15時52分 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、茨城県は、県内の海水浴場で海水に含まれる放射性物質を検査して公表することになりました。 茨城県内には海水浴場が18か所あり、去年は175万人余りが訪れましたが、ことしは原発事故の影響で、海水浴客の減少を懸念する声が観光業関係者から上がっています。このため茨城県は、毎年海水浴場で行っている大腸菌の数や水の透明度などを調べる水質検査に加えて、市町村が海開きをするすべての海水浴場で海水に含まれる放射性物質を検査することを決めました。検査は、海水浴客の多くが遊泳する水深1メートルから1メートル50センチほどの場所で海水を採取して、放射性物質の濃度を分析します。茨城県は、それぞれの海水浴場の海開きの状況を見ながら、来月中に検査を始めたいとしています。茨城県環境対策課の大部好廣課長は「海水浴場がある自治体