大間町で25、26日に開かれる「2014大間超マグロ祭り」を前に、主催する町観光協会がマグロの確保に苦慮している。不漁が続いているためで、このままでは「目玉」のマグロ解体ショーを実施できないか、回数を減らさなければならない可能性があるという。 祭りはこれまで、2日間でマグロ解体ショーを計6回行い、刺し身用のサクにして販売してきた。毎回、黒山の人だかりができるほどの人気ぶりで、コンブなど町名産品の販売も好評。昨年は県内外から計約1万3500人が訪れた。 ところが今年、津軽海峡のマグロは、10月中旬から「1日に揚がっても1本か2本。ゼロの日もある」(大間漁協)。マグロのエサとなるスルメイカの魚影も薄く、その影響を指摘する声もあるが、不漁の原因は不明という。マグロの漁獲数が少ないため、築地市場では、この時期なら通常1キロ3千〜7千円前後の価格が1万2千〜2万円に高騰しているという。 祭りま