「私たちが『ヒューボ』や『アルバート・ヒューボ』の成果に満足している間に、ホンダはわずか1年でアシモを『歩くロボット』から『走るロボット』にアップグレードさせました」 韓国型ヒューマノイド・ロボット(人間型ロボット)「ヒューボ」の開発者である呉俊鎬(オ・ジュンホ/52)韓国科学技術院(KAIST)教授が昨年12月13日、日本ホンダが公開した最新型アシモを見て述べた感想だ。呉教授の言葉のように、知能型ロボット作りのトップを行く日本の技術発展は目覚しい。 日本は全世界の知能型ロボット需要の60%を占めているほか、政府や企業が結束しロボット社会作りに向け躍進している。その後を、米国とドイツが懸命に追いかけている。 国内の専門家たちは、韓国の知能型ロボットの競争力を100とした場合、日本は121水準とみている。総合能力の面で10年の開きがあるわけだ。2010年まで100対105位まで格差を縮