「お金に働いてもらう」 「お金がお金を生む」 とはしばしば耳にする言葉。自分が汗水たらすのではなく、手持ちの現金を投資してリターンを得るという発想だ。 こうした謳い文句で、世の中には様々な投資案件が存在するわけだが、その“元手”をたくさん持っている富裕層ともなると、日々、数千万から時には億を超える投資案件が持ち込まれるのだという。 「ただ、その内容があまりにいかがわしい。いい話はほとんどないですね」 そう嘆くのは、複数の企業を経営する山本真也氏(仮名)。彼のもとには多方面から投資案件が持ち込まれるそうなのだが、玉石混交どころか眉唾ものばかりなのだという。 そこで山本氏に、彼の周りで持ち込まれた“トンデモ投資話”を挙げてもらった。以下はトップ5である。 【1位】競合はジブリ!? 零戦購入話 「話を持ってきた自称・実業家が言うには、零戦って今世界に数機しか現存してなくて、海外在住の資産家が保有