「全日展」受賞者は架空人物 書道中心の公募美術展「全日展」で、福島県知事賞の受賞者が架空の人物だったことが15日、県への取材で分かった。全日展の主催団体「全日展書法会」が、県に明らかにしたという。 県によると、県知事賞は全日展書法会が申請し、県が賞状を交付している。今月、受賞者が架空の人物だという指摘があり、県が問い合わせると、同会は「表彰式に現れず、架空の人が出品していた」と説明し、賞状を送り返してきた。 県が申請書に記載された受賞者の住所を確認したが、実在しなかったという。 県は2010年から4回、同会が県知事賞を出すのを認めてきた。選考に県は関わっておらず、同会に一任していた。 山形県も同様の問い合わせをしたところ、昨年の県知事賞受賞者の存在が確認できなかったとして、賞を返上してきたという。 全日展は1973年から年1回開催しており、昨年は11月26日から12月3日まで東京・上野の東
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