(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」には、メンバーへのIT(情報技術)分野での支援に特化した「テクニカルサポート」要員がいると考えられている。 5〜6人からなるこのチームは、通信を暗号化する方法やメッセージアプリに登録する際に電話番号を隠蔽(いんぺい)する方法、写真を公開する際に顔認識技術を回避する方法などをメンバーに指南。情報機関や捜査機関の目を逃れて活動する手助けをしているという。 米研究機関「コンバティング・テロリズム・センター」のアーロン・ブラントリー博士によれば、彼らはITの専門家で、世界各地からの問い合わせに四六時中応じている。 サポートチームからのアドバイスは主に、メッセージアプリ「テレグラム」を使って伝達される。テレグラムは秘密裏にチャットを行う機能があることから、ISISのメンバーに愛用されている。 チームは分厚いIT訓練マニュアルも用意してい
【ニューヨーク時事】米環境保護局(EPA)は20日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、排気量の大きいディーゼル車にも排ガス不正につながるソフトウエアを搭載していたことを認めたと明らかにした。 対象は傘下の高級車ブランド「ポルシェ」「アウディ」など約8万5000台。 EPAによると、VWは排気量3000ccのディーゼル車への不正な排ガス制御ソフトの搭載を認めた。2009〜16年型の8車種で、うち7車種が「ポルシェ・カイエン」など高級車という。 EPAが今月2日、大型エンジン車での不正を指摘し、対応を求めていた。VWは販売停止の措置を取ったが、不正は否定していた。 米メディアによれば、VWは3000cc車に搭載したソフトは欧州では不正に当たらないとの確認を独当局から得たと主張。米欧で見解が異なるため、EPAはVWが違法性を認識していたかなど、さらに調べを進める。
仏西部カンペールで撮影された錠剤やカプセル(2015年2月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRED TANNEAU 【11月20日 AFP】他の薬が使えない場合の最終選択薬とされている抗生物質への耐性を持ち、急速に感染する致死性のスーパー耐性菌が中国南部で見つかったとする研究論文が、19日に発表された。研究チームは「大流行の恐れがある」と警告している。 この耐性菌には、約100年にわたって大腸菌など一般的な病原菌による疾患の死亡率低下に貢献してきた抗生物質が効かないという。 中国・広州(Guangzhou)にある華南農業大学(Southern Agricultural University)の劉建華(Liu Jian-Hua)教授らのチームは、スーパー耐性菌にも有効な抗菌薬ポリミキシンに対する耐性を病原菌に与えてしまう遺伝子「MCR-1」を保有する細菌を発見した。 MCR-1は、一般
【動画付き】九工大の有翼ロケット打ち上げ成功 使い回し可能、低コスト化図る 2015年11月20日12時03分 (更新 11月20日 17時16分) 宇宙開発 平尾台で打ち上げられた有翼ロケット実験機 =20日午前10時すぎ、北九州市小倉南区写真を見る平尾台で打ち上げられ、パラシュートで着陸する有翼ロケット実験機 =20日午前10時すぎ、北九州市小倉南区写真を見る 飛行機のように繰り返し飛ばせる有翼ロケットの開発に取り組む九州工業大(北九州市戸畑区)の米本浩一教授(航空宇宙工学)の研究グループは20日、同市小倉南区の平尾台で実験機を打ち上げ、自律飛行にほぼ成功した。米本教授は「想定した軌道からはそれたが、素直にうれしい。これからデータを分析し、(打ち上げの)精度を高めたい」と話した。 同グループは、使い回すことでロケット打ち上げの低コスト化を図る研究を2005年から続けている。13年6月の
顕微鏡。フランスのパリ近郊の研究施設で(2010年2月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【11月19日 AFP】声帯組織を実験室で培養することに成功したとの研究成果を米国の研究チームが18日、発表した。この成果は、がんや他の病気で声を失った数百万人の声を取り戻す日が来る可能性を示すものだ。 米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に掲載された研究論文によると、研究はまだ、初期の段階にあるというが、培養された声帯組織は、遺伝子操作によりヒトに似た免疫系を持たせたマウスの体内で、約3か月間にわたりその形態を維持することができた。また、死んだ犬の体から摘出した無傷の喉頭に移植すると、音声振動を生成した。 研究を主導した米ウィスコンシン大学マディソン校(University of Wis
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