JX通信社は、8月に噴火が確認された小笠原諸島付近の海底火山「福徳岡ノ場」を捉えた最新の衛星写真を、火山学者で静岡大学防災総合センターの小山真人教授に分析してもらった。撮影は、人工衛星を自社開発・運営する宇宙ベンチャー「アクセルスペース」との協同で、先月17日に実施。火山活動は継続しているものの以前より衰え、島も一回り小さくなっている様子がうかがえるという。小山教授のコメント全文は以下の通り。 【小山真人教授コメント全文】 ・波浪による浸食が進み、西側の島は一回り小さくなっている。東側の島影は見えなくなり、浅瀬に打ち寄せる波だけとなった。 ・浮遊軽石らしいものはほとんど見られなくなった。 ・変色水はまだ出ているので火山活動は継続しているが、以前より衰えたように見える。 福徳岡ノ場(上)と南硫黄島(下)、9月17日撮影 福徳岡ノ場(上)と南硫黄島(下)、8月26日撮影 福徳岡ノ場(上)と南硫
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