硫黄島南側の沖で噴火する火口。噴出物によって島のような陸地ができている。奥は摺鉢山=東京都小笠原村で2023年10月30日午後0時23分、本社機「希望」から手塚耕一郎撮影 小笠原諸島の硫黄島で30日、噴石を伴った噴火が起きたことが、上空の毎日新聞社機から確認された。専門家によると、マグマと海水が接触したことに伴うマグマ水蒸気爆発とみられる。 噴火場所は硫黄島の南側に位置する翁浜の沖合約1キロ地点。数分に1度の頻度で、火山灰と海水の混合物が約20~30メートルの高さまで激しく噴き上がっていた。黒い噴石も確認され、噴火口…