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ブックマーク / www.mededge.jp (6)

  • たばこを吸うとアルコール依存になりやすい | Medエッジ

    ニコチンを体に入れると、アルコール依存になりやすくなると分かった。  米スクリプス研究所のオリバー・ジョージ氏らの研究グループが、神経科学分野の専門誌、ニューロサイエンス誌において2015年4月14日に報告している。 ニコチンと神経細胞に関連 研究グループによると、たばこを吸う人は、吸わない人に比べて、アルコール依存症になるリスクが5倍から10倍高い。  いったいなぜだろうか。  研究グループはニコチンが飲酒に及ぼす影響をネズミで検証した。  ネズミは2つのグループに分けて、最初にどちらのグループにもアルコールを与える。人間でビール1、2杯分に相当する量を飲んだネズミには、酔った様子を見せる前に与えるのを止める。その上で、片方のグループにはアルコールの蒸気に触れさせ、もう片方のグループにはニコチンとアルコール蒸気の両方に触れるような環境に置いた。  すると、ニコチンに触れないグループでは、

    たばこを吸うとアルコール依存になりやすい | Medエッジ
    blackshadow
    blackshadow 2015/05/09
    ニコチンがアルコール依存を強めるというマウスでの実験結果。機序的にアルコール以外の依存症でも同じことが言えそう。
  • クリスパー(CRISPR)技術の利用に警鐘、サイエンス誌 | Medエッジ

    遺伝子を特定の場所で切断する。画像はイメージ。記事と直接の関係はありません。(画像:Hiroshi Nishimasu, F. Ann Ran, Patrick D. Hsu, Silvana Konermann, Soraya I. Shehata, Naoshi Dohmae, Ryuichiro Ishitani, Feng Zhang, and Osamu Nureki) DNAを切断、接合する革命的な新技術。クリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)という技術が注目されている(ノーベル賞が来年でもおかしくはない、「クリスパー・キャス」の進化を参照)。  人の遺伝子疾患の治療に用いる際には慎重に利用すべきか議論を呼んでいる。  米国カリフォルニア大学バークレー校を中心とした研究グループが、有力科学誌サイエンス誌で2015年3月20日に報告した。 生殖系細胞での組換えは中止を!

    クリスパー(CRISPR)技術の利用に警鐘、サイエンス誌 | Medエッジ
  • 日本人のルーツ、ゲノム分析が進み、さらなる詳細が明らかに | Medエッジ

    人の起源について、ゲノム分析が進み、これまで以上に複雑な混血モデルの詳細が明らかになってきた。  日の統計数理研究所を含む研究グループが、モルキュラー・バイオロジー・アンド・エボリューション誌2015年3月10日号オンライン版で報告した。 「gwSNP」による解析 日人のルーツに関する仮説が数多く提唱されてきた。主なものに小さな突然変異を起こしたと見る「小進化説」、民族の入れ替わりがあったと見る「置換説」、複数の人種が混ざったと見る「混血説」の3 つがある。このうち最近では、混血モデルが広く採用されている。  このモデルによると、狩猟民族である縄文人は、東南アジアに起源があり、1万年以上前に日列島に住みつき、弥生人(2000年前~3000年前に東アジア大陸から移住してきた農耕民族)と混じったと考えられる。一方、縄文人と弥生人の形態学的違いは、生活様式の変化に伴う微細な進化で説明で

    日本人のルーツ、ゲノム分析が進み、さらなる詳細が明らかに | Medエッジ
  • がん治療、薬の効かなさを打破、「PD-L1」を抑え込む新手法、放射線+2種類の薬でメラノーマ奏功率向上 | Medエッジ

    ホーム 新技術 がん治療、薬の効かなさを打破、「PD-L1」を抑え込む新手法、放射線+2種類の薬でメラノーマ奏功率向上 Search: 転移性メラノーマ(悪性黒色腫)の治療に放射線療法と2種類の免疫療法を組み合わせることで、治療がうまくいかない状況を打破できる可能性があるようだ。  米国ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院を含む研究グループが、有力科学誌ネイチャーのオンライン版で2015年3月9日に報告した。 まずイピリムマブ+放射線で生存率アップ 研究グループは、米国や欧州で承認されている転移性メラノーマの免疫治療薬、イピリムマブ(一般名、米国の商品名はエルボイ、yervoy)に放射線療法を組み合わせた臨床試験を実施。安全に腫瘍縮小の改善を確認している。  一方で、放射線を組み合わせると、イピリムマブだけを使う場合より生存率は上がるものの、依然として治療に抵抗性を示すがんもあったのは課

  • HIV新型ウイルスがキューバで出現、感染から3年内にエイズを発症させる異常性が脅威に | Medエッジ

    キューバでエイズ発症の異常に早い新型HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が出現し問題になりつつある。  同国ペドロ・コウリ熱帯医学研究所を中心とする研究グループが、有力医学誌セル誌やランセット誌と協力関係にあるオンライン医学誌、Eバイオ・メディシン誌で2015年2月16日に報告しているものだ。 すぐにエイズに至る人が続いた HIVは人が異物に抵抗する力を奪い去るウイルスだ。そのHIVには大きく2タイプがあり、HIV1とHIV2に分かれている。世界的に問題になるのはHIV1。HIV1はさらに多数のサブタイプに分かれており、突然変異により変化していく。今回問題になったのもこのHIV1の仲間のウイルスだ。  きっかけは、すぐにエイズに至る感染者が続くという異変だ。通常、HIVに感染してからエイズが発症するまでは、個人差はあるものの数年から10年程度かかるとされる。キューバではこの感染から発症までの時間

    HIV新型ウイルスがキューバで出現、感染から3年内にエイズを発症させる異常性が脅威に | Medエッジ
  • 皮下脂肪は厄介者ではない、強力な「抗菌ペプチド」を作る新事実が判明、サイエンス誌 | Medエッジ

    「厄介者」と見られがちな皮下脂肪が、細菌を殺す効果を持つ「抗菌ペプチド」を作っていると新たに判明した。  米国のカリフォルニア大学の研究グループが、国際的な有力科学誌サイエンス誌の2015年1月2日号で報告したものだ。 感染に対抗する仕組みに新参者 人間の体の感染に対する防御は、複雑で複層的に成り立っている。  最終的には、好中球や単球といった白血球が登場し、「貪細胞」と呼ばれるくらいで、文字通り獲物である病原体をむさぼりう。  こうした貪細胞が到着する前に緊急対応を行うのが、感染場所にいる上皮細胞、マスト細胞、白血球である。  このたび、さらに皮膚の脂肪組織が加わっていると判明した。 高レベルの細菌を殺す効果 皮膚の脂肪細胞は、カテリシジン抗菌ペプチド(CAMP)を作っていた。  抗菌ペプチド(AMP)は、自然免疫反応によって、侵略してくる細菌やウイルスなどの病原体を直接殺すため用

    皮下脂肪は厄介者ではない、強力な「抗菌ペプチド」を作る新事実が判明、サイエンス誌 | Medエッジ
    blackshadow
    blackshadow 2015/01/12
    「少なすぎるとアトピー性湿疹などを起こし、多すぎると自己免疫症や、狼瘡や乾癬などの炎症疾患を起こす」
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