2019年5月16日のブックマーク (2件)

  • 学芸員は名前が出せない? 美術館の(奇妙な)現状を探る

    学芸員は名前が出せない? 美術館の(奇妙な)現状を探る美術館で展覧会の企画や研究を担う学芸員。その個人名をめぐり、SNSで議論が巻き起こっている。学芸員の個人名を積極的に出したがらない日の風潮はどこから来るのか? 学芸員は現状に対してどのような思いを抱いているのか? 文=橋爪勇介 イメージ画像 Photo by Anna Sullivan on Unsplash 個人名を出さない風潮 発端はひとつのtweetだった。岐阜県現代陶芸美術館館長・高橋秀治が、三重県立美術館の「担当学芸員によるギャラリートークを開催します」という投稿に対し「外部講師だけでなく担当学芸員も名前を出して欲しい。自分が勤務する美術館でもそうだけど、学芸員は名前を出したがらない人が多いと思う。美術館の財産でもある学芸員を各美術館がもっと売り出しましょうよ。学芸員の顔が見える美術館に」と引用RTしたのだ(なお三重県立美術

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  • 「もの派」を代表する作家・関根伸夫が76歳で逝去

    「もの派」を代表する作家・関根伸夫が76歳で逝去「もの派」を代表する作家であり、日のみならず世界的にも高い評価を受けてきた関根伸夫が、5月13日にロサンゼルスで逝去した。享年76歳。 関根伸夫 提供=ときの忘れもの 「もの派」を代表するアーティスト・関根伸夫が5月13日に逝去した。 関根の作品を取り扱うギャラリー・ときの忘れものによると、関根はロサンゼルス郊外のトーランス市の病院にて療養中だったというが、心不全から肺炎を併発。13日9時20分(現地時間)に亡くなったという。 関根は1942年埼玉県生まれ。多摩美術大学で斎藤義重(1904〜2001)に師事し、68年に同大大学院油画研究科を修了した。同年に第1回が開催された「神戸須磨離宮公園現代彫刻展」に《位相ー大地》を出品し、同作を李禹煥が評価したことで、「もの派」が始まった。 『美術手帖』1970年2月号には李禹煥に加えて、関根伸夫、菅

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