■[スポンサ集めプロジェクト] 日本特有のレンタルギャラリー文化 もともと、このスポンサー集めプロジェクトを企画したのは、自分がお金に困ったことと、他の芸術家もまったく同じような状況であること、というのもありますが、なによりも日本の作家が永遠に赤字を抱えるというシステムが出来上がってしまっていることに気がついてしまったからです。 その、魔のシステムを変えないかぎり、日本の芸術の世界は、いっこうに若手作家が育たず、一般の人の文化を育てようという意識も変わらないままです。 そこで、実験的にブログをつかって、とりあえず、たくさんの人に呼びかけてみよう、というところから始めました。もし、私が成功すれば、おなじ方法を他の芸術家たちにも伝えることができます。 さて、今日は、日本の芸術家がいつも赤字を抱える原因を、ギャラリーでの展覧会を例にあげて、現状を説明してみます。 通常、西洋でいうところのギャラリ