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  • 瀬名NEWS: 研究者の作法

    今日、大学に行ったら、「研究者の作法 ー科学への愛と誇りをもってー」というパンフレットが届いていた。全教員に配られたものらしい(学内なら大学のサイトでポスターのPDFが見られる)。 ・独創性の尊重 アイデアは研究の命です。 ・研究への誠実さ 自分を欺かない。 ・論文はまごころをこめて と、3項目が掲げられている。「東北大学研究推進審議会 平成19年4月」の発行。 しかしこれを眺めて思うのは、文芸の世界ではこれらの作法は全く通用しないばかりか、むしろこの作法を破らないと生き延びることができない、という現実だ。理系の大学を出た人間なら、この3つのことはだいたい身についていると思うけれど、この作法で小説を書こうとすると凄まじいジレンマに出会う。 まず読者の多くは、作者のアイデアの独創性など重視しない。多くの人は、面白ければいい、という人間らしい気持ちに忠実である。いや、アイデアの独創性を重視する

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