現代美術家の荒川修作 が自ら建て主となって建設する分譲集合住宅「三鷹天命反転住宅 」が10月20日、東京・三鷹市大沢で着工しました。荒川が全体的な集合住宅のデザインをしていますが、実務的な設計は安井建築設計事務所、工事は竹中工務店が担当しています。構造は壁式鉄筋コンクリート造で、地上3階建て、延床面積は約760㎡、分譲戸数は9戸となっています。住居ユニットが連結されて形を作っているところが特徴です。これが分譲住宅だというのだから驚きです。でもちょっと、これを見るとおもちゃ箱をひっくり返したような印象ですね。 安井建築設計事務所の佐野吉彦社長は、荒川修作のこの建物の設計を支援する理由として、「荒川さんの『身体性の復権』という考え方は、日本の建築界を変える重大な契機になると受け止めている。荒川さんが投じる『石』によって、閉そく状態に陥っている建築界に波紋が生じるだろう」と話しています。「波紋」
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