ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hy223606 (1)

  • 映画館と観客の文化史 - 烏有亭日乗

    珍しく映画を立て続けに2映画館で鑑賞したものだから、屋で手に取った『映画館と観客の文化史』(加藤幹郎著、中公新書)を読む。 序章によれば、2005年に映画は110歳を迎えたのだそうだ。そしてこれは映画館で映画を上映するという形で「公共の場所でスクリーンに投影され、それを見るために一般の観客が一堂に会」するようになって110年であることを著者は急いで付け加える。の題名とこの冒頭の記述が示しているようにこのの主題は作品である映画ではなく、作品が公開される場としての映画館であり、それを鑑賞する観客である。これら三つの要素(映画作品、映画館、観客)に加えて、著者はプログラムという要素を挙げている。映画が興行者によって「どのように上映されるのか」という要素である。現在のように均質化している状況では、いったいどんな関係がと思ってしまうが、 サイレント前期のアメリカでは映画の上映はスライド・ショ

    映画館と観客の文化史 - 烏有亭日乗
  • 1