ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (5)

  • 考えない人・メッセンジャー・学者さんの三つ巴 - シロクマの屑籠

    理解、または洗脳合戦の領域をみていると、1.考えない人2.メッセンジャー3.学者さん が三つ巴のジャンケンのような関係を形成している様子がしばしばみられる。とりわけ、1.〜3.までの程度差が大きくなりがちな、複雑な学問・専門性の高い学問・難解な学問 においてはこの構図を形成しやすい。 1.考えない人2.メッセンジャー3.学者さんは、それぞれのレイヤーでそれぞれの理解を構築する。彼らは勿論自分達が見知った出来事を(程度の差こそあれ)良いものとしているわけだが、異なるレイヤー間で議論を行うときには相性問題を起こしやすい。以下に、それをちょっと書く。 1.考えない人 白か黒かでなければ把握が困難な人達であり、自分の理解している範囲を「限定」したり、分からないことに分からないという「留保」を準備したりすることが困難な人達。赤ワインも納豆も体に良くて、ゲームは脳がダメになるから禁止、オタクは理解不能

    考えない人・メッセンジャー・学者さんの三つ巴 - シロクマの屑籠
  • これから式場の下見に行ってきますが - シロクマの屑籠

    http://icanthelphatingsex.g.hatena.ne.jp/noon75/20061120/p4 全四回にもわたって丁寧なお返事を頂き、恐縮しています。ありがとうございました。 幸せというものがフィクションである、というご見解は僕にも納得のいくものでした。幸せの定義は人によってまちまちとはいえ、世間一般で流通するところの「幸せ」という言葉のニュアンスには、「長期間に渡って執着するところのものが満たされる状態」という含意があるように思えます。執着の対象は、金であったり、美女との性行為であったり、“僕が僕らしくあること”であったり、人間関係における過不足無いポジションであったり、はたまた渾身の作品を創造することであったりするんでしょう。しかし幸せを維持するということは、それらを持続的に(それどころか時には拡張的に)保ち続けることを要請する筈で、移ろいゆく娑婆世界において極

    これから式場の下見に行ってきますが - シロクマの屑籠
  • 弱った者をどんどん食い物にしていく、娑婆の浅ましさ - シロクマの屑籠

    職場のケースワーカーの人に、或るを勧められて読んでみた。のタイトルは、『―http://www.s-pla.jp/bookrist/booklet1.html(注:アマゾンには無い)』。もくじを開くと、刺激的な文句が並んでいる。「経済的搾取」「性的被害」「虐待・暴力」etc…。このは、障害者(主として各レベルの知的障害者)と娑婆のブラックホールに関しての様々な話が載っている。勿論、ただ悲観的に現状を報告するだけでなく、このでは社会制度の利用法や、昨今の悪徳商法に疎いような人達を守る法的防御について紹介してくれていて、なかなか勉強になりました。どんななのかをご紹介すべく、以下に一節を抜粋してみます。 ソーシャルワーカー:「実は、土田さんは障害者年金の収入しかないのですが、消費者金融からいっぱい取り立てを受けているようなのです。聴いたら、返済額と年金額がほぼ同じなんですよ。そんなの払

    弱った者をどんどん食い物にしていく、娑婆の浅ましさ - シロクマの屑籠
    blackspring
    blackspring 2006/08/24
     『―Sプランニング ブックレット1~行列はできないけれど障害のある人にやさしい法律相談所 ─狙われる障害のある人─』
  • 「私は息子の為に頑張ってきたんです!」という叫びに対する得心 - シロクマの屑籠

    (1) Tさんは、とある進学高校の一年生だが、一学期の中間テストが終わった頃から不登校となり、現在に至っている。Tさんは小さい頃から学習塾やピアノの稽古事に通い続けており、中学時代は優等生とみられていた。だが、今のTさんはもう学校に行く事が出来ない。学校に行ってもどう振舞っていいのか分からない。勉強も、もう無理だと思って諦めている。塾にも通わず、友人とのやりとりも途絶えてしまって久しい。 会って話を聞くことになった。これが好きという趣味は無い。親から与えられたピアノや教養書をいつも読んでいる。漫画を読むことはあるが、楽しみにしているというよりは同級生と話を合わせる為にみる、という意味合いが強いそうだ。好きな漫画やアーティストは何か尋ねたら、特に無いという。中間テストの成績が悪かったことを親に叱られ、それ以来すべて無気力でどうでも良くなってしまった、という。 「そんなに成績悪かった?」 「は

    「私は息子の為に頑張ってきたんです!」という叫びに対する得心 - シロクマの屑籠
    blackspring
    blackspring 2006/08/04
     「私が息子の事を一番考えている」「私は息子のために頑張っている」「私は息子に立派になって貰いたい」と繰り返す母親。「こんなに私が尽くしてきたのに」
  • シロクマの屑籠(汎適所属) - 「ゲーム脳」と類似の構造式の抗不安サプリメント達

    3/6に世田谷区民会館行われたという、森昭雄博士による「ゲーム脳」講演。これにまつわるエピソードはとても面白かった。特に、聴衆の熱狂的反応が非常に気になったので、それを色々と考えてみた。それが以下のテキストだが、 •sˆÀ‚⊋“¡‚ð‰ð�Á‚·‚éƒTƒvƒŠƒ�ƒ“ƒg‚Æ‚µ‚Ä‚Ì�A�gƒQ�[ƒ€”]�h‚Ì“K‰ž“IˆÓ‹`(”Ä“K�Š‘®) 書き終わってから、改めてはてなブックマークをチェックして回ってみると、森博士の詐欺師っぷり・似非科学者っぷり、信者達の異常性と「ゲーム脳脳」による悪影響を懸念するテキストが多いようである。それらは当然あって然るべきだし、森博士の害悪は計り知れないので、どんどん声をあげていただきたいと思う。 ところで、上のリンク先テキストにも紹介した通り、「ゲーム脳信仰」は精神疾患に伴うabnormalな症状ではない。防衛機制は、心的ホメオスタシ

    シロクマの屑籠(汎適所属) - 「ゲーム脳」と類似の構造式の抗不安サプリメント達
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