Men's Fashion 「Gショック、機能で勝負する時代開いた」石津祥介氏石津祥介のおしゃれ放談G-SHOCKの秘密(上) カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK(Gショック)」の身上は、なんといってもそのタフさだ。誕生してからの37年間、「落としても壊れない」という揺るがぬコンセプトのもとで進化を遂げ、ストリートファッションやカルチャーと連動したブームを経た後、現在も強度や精度の追求、耐遠心力といった技術革新に取り組んでいる。「ファッションはもはや装飾的な見かけの流行より、機能競争だ」が持論の服飾評論家、石津祥介さんは、そんなGショックの来歴にいたく興味を示す。今回はリモートでのテレビ会議で、カシオ計算機の時計企画統轄部商品企画部の泉潤一さんとともに、Gショックの変遷と腕時計の今後について語り合った。(この記事の〈下〉は「ビジネスにもGショック 「生活の道具に」石津祥介氏」) ――Gシ