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ブックマーク / www.4gamer.net (18)

  • 2009年,本格始動するGPGPUの世界・後編〜GPGPUのプラットフォーム動向

    前編では,「GPGPU」という概念が起こった経緯や,それがPCゲームにも無関係なものではなさそうだということが,何となく分かってもらえたと思う。 後編となる今回は,GPGPUを実現するプラットフォームの現状,そして動向を整理してみたい。 最初期のGPGPUでは,「GPGPUのための開発プラットフォーム」が用意されていなかった。そのため,GPUを3Dグラフィックス処理以外で使うに当たっても,DirectXなりOpenGLなりといった,標準的な3DグラフィックスAPIとその関連ライブラリを“普通に”利用し,グラフィックスを描画するプロセスを活用しなければならなかったのだ。 具体的には, 処理したい入力データをテクスチャに入れ込む シェーダプログラムで演算を実行する 演算結果をフレームバッファ(=レンダーターゲットへ出力する

  • AMDのCPU&チップセットロードマップ更新。AM3は短命に終わる?

    AMDCPU&チップセットロードマップ更新。AM3は短命に終わる? ライター:間 文 AMDは,同社のOEMとなるパートナー各社に対してロードマップのアップデートを行い,DDR3メモリをサポートするSocket AM3プラットフォームへの移行や,45nmプロセス技術を採用する次世代デスクトップPC向けCPU「Deneb」(デネブ,開発コードネーム)の投入時期を明らかにした。 Denebのベースとなる,Shanghaiコアの特徴をまとめたスライド。北米時間2008年8月18日の時点では,2008年内の出荷が予告されていたが…… 複数のOEMベンダー関係者によれば,AMDはSocket AM3への移行開始時期を,2009年半ば頃へと延期している。またこれに合わせ,Denebの投入は,2009年第2四半期以降になる見通しとなった。フラグシップモデルとしてその名が挙がっている「Deneb FX

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  • [Gamefest 08#07]DirectX 11でデータ並列コンピューティングをサポートする演算シェーダとは

    [Gamefest 08#07]DirectX 11でデータ並列コンピューティングをサポートする演算シェーダとは ライター:西川善司 ついにDirectXがGPGPUサポートに動く! 前回のレポートではDirectX 11(以下,Direct3D 11)のグラフィックスパイプラインについて紹介したが,Direct3D 11の目玉は,テッセレーションの仕組みが実装されたことだけではない。実はもう一つ,重大な機能拡張が施されることで業界から大いに注目されている。それは「GPGPUのサポート」だ。 稿ではDirect3D 11のGPGPUサポートについての話を中心にレポートする。 Direct3D 11はGPGPUを公式サポートする! GPUの浮動小数点演算能力は膨大なものになっており,例えば今年AMDが発表したRADEON HD4870は1TFLOPSを超えている。そして,今後も,この演算能

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  • [Gamefest 08#06]ついにテッセレーションを標準化,DirectX 11の新しい3Dレンダリングパイプライン

    [Gamefest 08#06]ついにテッセレーションを標準化,DirectX 11の新しい3Dレンダリングパイプライン ライター:西川善司 GameFest Japan 2008二日目は,今回のGamefestの目玉ともいえる「Direct3D 11グラフィックスパイプライン・イントロダクション」の講演が行われた。これは日国内の一般向けカンファレンスで語られるDirectX 11詳細情報としては最初の機会になるので,注目度のかなり高いセッションだ。 Direct3D 11の位置付け〜Direct3D 11はDirect3D 10.xのスーパーセットである マイクロソフトXNAデベロッパーコネクションリードソフトウェアデザイナー・エンジニア松尾晃氏 まず,基情報から整理しよう。 稿では馴染みやすいキーワードとして「DirectX 11」を用いているが,正確には,今回話されたのはDir

    [Gamefest 08#06]ついにテッセレーションを標準化,DirectX 11の新しい3Dレンダリングパイプライン
  • AMD,ハイエンドCPU製品群のロードマップを披露。2010年までは苦しい戦いが続く?

    AMD,ハイエンドCPU製品群のロードマップを披露。2010年までは苦しい戦いが続く? ライター:間 文 AMDの最新サーバー向けCPUロードマップを説明するJohn Fruehe氏(Worldwide Channel Market Development, Server and Workstation Division, AMD) 北米時間2008年8月18日,AMDは米カリフォルニア州サンフランシスコ市で,サーバー向けCPUの最新ロードマップを公開した。同市では,現地時間19日より,Intel主催の開発者向け会議「Intel Developer Forum 2008 San Francisco」(以下,IDF 2008 San Francisco)が開催予定になっているが,AMDのセッションが開かれたのは,その会場にほど近いホテル。IDF 2008 San Franciscoに集まっ

    AMD,ハイエンドCPU製品群のロードマップを披露。2010年までは苦しい戦いが続く?
    blakichi
    blakichi 2008/08/19
  • “ビッグマイナーチェンジ”で飛躍する「ATI Radeon HD 4800」(後)

    SIMD Coreには,極めて興味深い拡張が施された。 それは「Local Data Share」と呼ばれる,容量16KBの共有メモリで,ズバリ,GeForce GTX 200シリーズにおいて1基のStreaming Multi-processor(=8基のSP)で共有される「Local Memory」(ローカルメモリ,LM)に相当するものだ。Local Data Shareは,SIMD Unit(=5SP)で実行したスレッドの結果を,ほかのSIMD Unitで共有,そして連携するために利用される。 また,SIMD Core(=16SIMD Unit)をまたぐようなデータ共有,データを媒介とした処理連携のために,やはり容量16KBの「Global Data Share」も搭載されている。 これら2種類のData Share――ローカルメモリは,「スクラッチパッド」と呼ばれる多目的メモリ的な

  • 新世代エントリーGPUの価値を探る「GeForce 9500 GT」レビュー掲載

    55nmプロセス製造の新世代エントリーGPUが持つ価値を探る GF9500GT-E512H/HS ZOTAC GeForce 9500 GT AMP! Edition Text by 宮崎真一 » NVIDIAの新世代エントリーGPUを,宮崎真一氏が評価する。GeForce 9世代のローエンドとして,前世代のエントリーミドルレンジたるGeForce 8600シリーズを置き換える存在だが,果たして,2008年夏の時点で,ゲーマーにとってどんな価値があるだろうか。 GeForce 9500 GT GPU。ダイサイズは実測で11×11mmだった。チップ上の刻印は「G96-300-B1」 2008年7月29日,NVIDIAはエントリーGPUとして「GeForce 9500 GT」を発表した。「GeForce 9600」シリーズの登場によってエントリーミドルレンジGPUの座を追われた「GeForce

    新世代エントリーGPUの価値を探る「GeForce 9500 GT」レビュー掲載
  • “ビッグマイナーチェンジ”で飛躍する「ATI Radeon HD 4800」(前)

    「ATI Radeon HD 4800」シリーズの発表は2008年6月のこと。すでに4Gamerではレビュー記事も掲載済みなので,いきなり結論めいたことから述べてしまえば,GPGPU(General Purpose GPU:汎用GPU)市場を見据えながらワンビッグチップを復活させたNVIDIAに対して,AMDは消費電力当たりの性能,英語でいうところの「Performance-per-watt」(1W当たりの性能)にフォーカスした,「ATI Radeon HD 3800」シリーズの順当な進化形を示してきている。 →ATI Radeon HD 4850レビュー記事 →ATI Radeon HD 4870レビュー記事 今回は,このATI Radeon HD 4800(以下,HD 4800)シリーズのアーキテクチャについて,じっくりと見ていくことにしよう。 まずは,AMDがとってきた最近のGPU

  • 「Phenom X4 9950 Black Edition&X4 9350e」テストレポート。X4 9350eは扱いやすいクアッドコアCPUに

    「Phenom X4 9950 Black Edition&X4 9350e」テストレポート。X4 9350eは扱いやすいクアッドコアCPUに ライター:宮崎真一 Phenom X4 9950 Black Edition。OPNは「HD995ZFAJ4BGH」だった 2008年7月1日の記事でお伝えしたとおり,AMDはPhenom X4シリーズの最上位モデルとなる「Phenom X4 9950 Black Edition/2.6GHz」(以下,X4 9950)と,低消費電力版の「Phenom X4 9350e」(以下,X4 9350e)「Phenom X4 9150e」(以下,X4 9150e)を発表した。店頭売価は最上位のX4 9950でも3万円程度になり,低価格クアッドコアCPUの選択肢がさらに拡充されることとなるわけだが,果たしてそれは,PCゲーマーにとってどのような意味を持つだろう

    「Phenom X4 9950 Black Edition&X4 9350e」テストレポート。X4 9350eは扱いやすいクアッドコアCPUに
    blakichi
    blakichi 2008/07/02
  • ハイエンドGPUの勢力図を塗り替える「ATI Radeon HD 4870」レビュー掲載

    想定売価299ドルのハイエンドGPU,その驚くべき実力に迫る SAPPHIRE HD 4870 512MB GDDR5 PCIE MSI R4870-T2D512 Text by 宮崎真一 » 衝撃のデビューを飾った「ATI Radeon HD 4850」。その上位モデルとして,2008年6月下旬から店頭販売が始まった「ATI Radeon HD 4870」搭載カードを入手できたので,宮崎真一氏がさっそく検証する。単に“動作クロックを引き上げただけ”に留まらない,高い性能は要注目だ。 ATI Radeon HD 4870 GPU。ダイサイズは実測で16×16mm。「0823」が製造週(※08年23週)のことを指しているとすると,できたてほやほやである 2008年6月25日の記事でお伝えしたとおり,“199ドルのミドルハイクラスGPU”こと「ATI Radeon HD 4850」(以下,HD

    ハイエンドGPUの勢力図を塗り替える「ATI Radeon HD 4870」レビュー掲載
  • 「ATI Radeon HD 4850」&「GeForce 9800 GTX+」レビュー掲載。2008年夏,2万円台で買えるグラフィックスカードの勝者は?

    2008年第2四半期に勃発した販売価格2万円台のGPU戦争,勝者は? SAPPHIRE HD 4850 512MB GDDR3 PCIE MSI R4850-T2D512 GeForce 9800 GTX+リファレンスカード Text by 宮崎真一 » “いきなり2万円台前半〜半ば”という衝撃的な価格で販売が始まった,AMDの新世代GPU「ATI Radeon HD 4850」。そして,同GPUへのカウンターとして2008年7月中旬に販売が始まる予定の「GeForce 9800 GTX+」。コストパフォーマンスを重視する3Dゲーマーにとって,2008年第2四半期で最良の選択肢となる可能性を秘めた2製品の実力に,宮崎真一氏が迫る。 2008年6月20日の記事で紹介したとおり,AMDは新世代のミドルハイクラスGPU「ATI Radeon HD 4850」を発表。それに対して,NVIDIAはG

    「ATI Radeon HD 4850」&「GeForce 9800 GTX+」レビュー掲載。2008年夏,2万円台で買えるグラフィックスカードの勝者は?
  • NVIDIA,新世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 200」シリーズを発表(1)ワンビッグGPUの夢よ,再び?

    2008年6月16日10:00PM,NVIDIAは,新世代のウルトラハイエンドGPU「GeForce GTX 280」および「GeForce GTX 260」を発表した。開発コードネーム「GT200」と呼ばれていた両製品は,GeForce 9世代のハイエンドGPUシリーズ「GeForce 9800」の後継となる,DirectX 10のプログラマブルシェーダ4.0(以下,SM4.0)対応GPUだ。 一目で製品命名ルールが変わったと分かる新世代GeForceだが,果たしてそのポイントはどこにあるのだろうか? 今回は,2008年5月に,米サンタクララ市のNVIDIA社で行われた先行技術説明会「Editor’s Day」の内容を中心に,GeForce GTX 200シリーズのアーキテクチャを,詳しく見ていきたいと思う。

  • NVIDIA,新世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 200」シリーズを発表(2)CUDA 2.0&PhysXでGeForceは生まれ変わる

    2008年6月16日は,NVIDIAの新世代ウルトラハイエンドGPU「GeForce GTX 200」シリーズの発表された日になった。GeForce GTX 280のGPUアーキテクチャについては,同時に掲載しているもう一つの連載記事「ワンビッグGPUの夢よ,再び!?」を参照してほしい。 だが,NVIDIAがこの日に発表したのは,新世代GeForceだけではない。「CUDA 2.0」も正式発表されたのだ。 CUDA 1.1から,倍精度64bit浮動小数点(FP64)演算対応を果たし,提供される基ライブラリを増強したCUDA 2.0。「NVIDIA PhysX」(旧称:AGEIA PhysX,以下PhysX)物理シミュレーションエンジンのアクセラレートや,動画のエンコードを,GeForceから行えるようになるというメリットが示されているが,稿では,そんなCUDA 2.0の詳細と,4Gam

  • 4Gamer.net ― Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう――その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる(Eee PC)

    Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう――その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる 編集長:Kazuhisa 派手なところは一切ないが,値段の割には質実剛健。2台目のマシンとして非常にお勧めだ ※第2回:Windows XPを頑張って軽快にしてみる → 「こちら」 ※第3回:FFXIも完璧! ついにゲームの起動にトライ → 「こちら」 発表されるやいなや一気に「小さいものフェチ」の心を奪った,ASUSTeK Computer(以下,ASUSTeK)のノートPC「Eee PC」。日でもついに4万9800円というプライシングで発表され(Windows XP導入済),通信端末にしようとか出先でYouTubeを見よう(?)とかゲームもできるといいなぁとか,色々と心を躍らせている人も多いことだろう。 〜この小さいマシンでゲームを動かしてみよう〜 ・冒頭 ・

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  • Phenom徹底分析(後):動作クロックはなぜ上がらないのか

    Phenom徹底分析(後):動作クロックはなぜ上がらないのか ライター:米田 聡 連日掲載でお届けしてきたPhenomのテストレポートだが,最終回となる稿では,なぜPhenomの動作クロックが低いレベルに留まっているのか,言い換えるなら,なぜPhenomは3GHzを超えてこないのかについて考えてみたい。 なおテスト環境は前編,中編と同じ。また,グラフや表の番号も,前&中編の続きとなっているのでご注意を。まだ前編と中編を読んでいないなら,できれば前編から読み進め,稿に戻ってきてもらえれば幸いだ。 →前編:ネイティブクアッドコアに意味はないのか? →中編:B2ステッピングのエラッタで何が起こるのか 動作倍率固定が解除された Phenom 9600 Black Editionを使ってみる Phenom 9600 Black Edition 去る2007年12月25日,動作倍率固定が解除され,

    Phenom徹底分析(後):動作クロックはなぜ上がらないのか
    blakichi
    blakichi 2007/12/27
  • Phenom徹底分析(中):B2ステッピングのエラッタで何が起こるのか

    Phenom徹底分析(中):B2ステッピングのエラッタで何が起こるのか ライター:米田 聡 というわけで,Phenom検証記事の中編である。テスト環境は前編から変わっておらず,また,グラフや表の番号も,前編の続きとなっているので,まだ前編を読んでいない人は,まずそちらを読んでから戻ってきてほしい。 →前編:ネイティブクアッドコアに意味はないのか? →後編:動作クロックはなぜ上がらないのか PhenomのErrataとは何なのか Errataの影響を考察する Phenom 9600 前編でキャッシュについて長々述べてきたが,そこでも軽く触れたとおり,この複雑なキャッシュ構成が例のErrata(エラッタ)問題に深く関わっている。Errataに関してあまり深く説明されている日語記事がないためか,やや誤解したような記述も方々で見かけるので,ここで説明を試みることにしたい。ただ,非常に込み入った話

    Phenom徹底分析(中):B2ステッピングのエラッタで何が起こるのか
    blakichi
    blakichi 2007/12/27
    すごい!詳しい!けど、ついていけていない...
  • Phenom徹底分析(前):ネイティブクアッドコアに意味はないのか?

    Phenom徹底分析(前):ネイティブクアッドコアに意味はないのか? ライター:米田 聡 Phenom 9600のリテールボックス。今回は秋葉原のPCパーツショップ,高速電脳の協力で同製品を入手した AMDの新世代CPU「Phenom」は2007年における大きなトピックの一つとなるはずだったのだが,4Gamerによる2回のテストで残念ながら良好な結果を残せず(関連記事1,関連記事2),さらにはかなり大きな消費電力,(ただでさえ芳しくない)性能の足を引っ張るErrata(エラッタ)問題と,散々な船出となってしまった。 AMDはかねてからPhenomについて,「ネイティブクアッドコア」(あるいは「真のクアッドコア」)だから競合より優れていると主張してきたが,少なくとも2007年末の時点では,その“優れている”部分,ネイティブクアッドコアの意義を見いだしづらい状況になっている。 だが,当にネイ

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    blakichi
    blakichi 2007/12/25
    これは詳細だ
  • 「Quad-Core Opteron」の概要から来たるべき「Phenom」を推測する

    「Quad-Core Opteron」の概要から来たるべき「Phenom」を推測する ライター:米田 聡 9月11日付けで公開されたPhenom&Phenom FXの製品ロゴ 2007年9月10日の記事でお伝えしたとおり,AMDは開発コードネーム「Barcelona」(バルセロナ)と呼ばれていた新世代のサーバー&ワークステーション向けCPUを「Quad-Core Opteron」(クアッドコアオプテロン)として発表した。その位置づけから見れば,ゲーマーとは直接関係のない製品だが,AMDの次世代デスクトップ向けCPU「Phenom」と共通するスペックを持つ“真のクアッドコアCPU”といえば,気になる人は多いのではないだろうか? 今回は一種のPhenomプレビューとして,報道関係者向けに開催された事前説明会の内容を中心に,Quad-Core Opteronの概要を紹介していきたい。 AMDにと

    「Quad-Core Opteron」の概要から来たるべき「Phenom」を推測する
    blakichi
    blakichi 2007/09/11
    ニュースサイトの中では、一番詳しい
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