ホンダは、ハイブリッド車の「フィット」などが、変速ギヤの不具合から、急に止まったり急発進したりするおそれがあるとして、8万台余りのリコールを国に届け出ました。 このフィットは去年9月に発売された新しいタイプですが、リコールは3度目です。 対象となるのは、ホンダのハイブリッド車で去年9月に発売された「フィット」の新しいタイプと、去年12月に発売された「ヴェゼル」で、合わせて8万1000台余りです。 国土交通省によりますと、変速ギヤを制御するプログラムの不具合で、低速ギヤが途中で外れて急に止まったり、逆に急にギヤが入り急発進したりするおそれがあるということです。 これまでに、「踏切で動かなくなった」とか、「交差点で立ち往生した」などといった報告が合わせて356件寄せられているということで、ホンダは10日から全国の販売店で無料で修理に応じています。 この「フィット」は、販売開始から5か月で今回が