ブックマーク / space-opinion.info (6)

  • 転機を迎えた鳥人間コンテスト 後編 | 宇宙開発にひとこと

    鳥人間コンテスト関係の過去連載も併せて読んで頂ければ幸いです。 前回の最後に書いた通り、このブログを読んで鳥人間コンテストの問題点を考えて下さった方々、あるいは逆にこの揉め事を遠くから俯瞰している方々からは「鳥人間コンテストに出なければいいじゃないか」「自分達で大会を開けばいいじゃないか」という意見をよく聞く。全く自然な正論だと思うのだが、そうなっていないことには事情があるのだ。そこでまず、鳥人間コンテストとは何であるか、改めて振り返ってみよう。 鳥人間コンテストの誕生と急成長 第1回の鳥人間コンテストは1977年。讀賣テレビ(以下、ytv)制作の視聴者参加型のチャレンジ番組「びっくり日新記録」の1企画としてスタートした。ときどき「アマチュア大会にテレビ局が手を出した」といった意見を聞くが、鳥人間コンテストは最初からテレビ番組の企画として始まったものだ。特に、滑空機部門の「細長い主翼で超

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    bloglider 2014/09/06
    航空協会の傘下にカテゴライズされてるはずだけど、HPAや自作滑空機だけの統括団体ってまだ無かったような。ロビー活動って面倒だけど大事な事なのだなぁと、滑空界の先人に感謝しつつ、鳥人間界にも奮起を期待。
  • 転機を迎えた鳥人間コンテスト 前編 | 宇宙開発にひとこと

    鳥人間コンテスト関係の過去連載も併せて読んで頂ければ幸いです。 この記事を書いている前日に、今年の第37回鳥人間コンテストがテレビ放送された。私がこれまで指摘してきた問題点が今年どう改善され、何が新たな課題になったかなどを検証してみよう。 面白さが広がったネット放送 まず最初に、良くなった点を挙げよう。それは、出場者や経験者などを積極的に起用した生中継や事前番組、テレビ放映と同時の「副音声放送」などをネットメディアで多数放送したことだ。鳥人間コンテストのテレビ放送では芸能人を使ったバラエティ演出などが多く、参加者の生の声を技術解説を聞いたほうが面白いのではないかという声は、参加者の間では永年上がっていた。それをついに、ネットで実現したということだ。 この背景には、読売テレビ内部の意見相違がある。鳥人間コンテストの大会運営を行い現場で番組を制作しているスタッフは、毎年多くのチームと接して大会

    転機を迎えた鳥人間コンテスト 前編 | 宇宙開発にひとこと
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    bloglider 2014/09/05
    当日はレーダーエコーも鮮明な日であった。 http://t.co/lUGiMTczwb あと大学サークルの鳥人間チームは3年の夏で引退するところが多いってのは知らなかった。卒業直前までやる航空部に比べると短すぎるだろと思ってしまう脳
  • 鳥人間コンテストの安全性を考える 第3回 チキンレースを続けるタイムトライアル部門 | 宇宙開発にひとこと

    鳥人間コンテスト関係の過去連載も併せて読んで頂ければ幸いです。 このブログでは鳥人間コンテストのいろいろな問題点を指摘してきたが、鳥人間コンテストは決して安全に無頓着なスタッフで運営されているわけでもなければ、レベルの低いチームばかりが出場しているわけでもない。現場には経験豊富なスタッフが大勢いて、万全の準備を整えたチームが飛ばしているのが大半だ。しかし、それでも予想外の事故の可能性は否定できない。そこで、事故(アクシデント)に至らないトラブル(インシデント)を糧として改善していくことが必要なわけだが、2013年に起きた「重大インシデント」の教訓は2014年に活かされていない。それは、タイムトライアル部門のインシデントだ。 タイムトライアル部門とは 鳥人間コンテストは、グライダーで滑空する「滑空機部門」と、パイロットの力でプロペラを回して飛行する「人力プロペラ機部門」が存在する。さらに人力

    鳥人間コンテストの安全性を考える 第3回 チキンレースを続けるタイムトライアル部門 | 宇宙開発にひとこと
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    bloglider 2014/07/24
    ノーブレーキ自転車のような話。地面効果がかなり馬鹿にならなくて、滑空比27のASK13やKa-8でもエアブレーキ無しだと着陸が凄く伸びるし操縦も難しいので、スピードを出すならそれなりの装備が必要ではないかと。
  • 鳥人間コンテストの安全性を考える 第1回 自己責任とは何か | 宇宙開発にひとこと

    これまで九州工業大学チームの鳥人間コンテスト事故について、事故の分析と裁判を中心に考えてきた。しかし問題は、ひとつのチームのひとつの事故だけで終わるものではない。今回からは話題を変え、鳥人間コンテスト全体にある様々な問題について考えていく。 私は、大学時代にサークルチームで鳥人間コンテストに出場、卒業後は社会人チームで数回出場した。と同時に、パラグライダー歴15年ほどのパイロットだ。その経験から鳥人間コンテストを振り返って考えると、非常に多くの問題があることに気付くのである。今回は、鳥人間コンテストにおける自己責任の考え方について分析してみる。九工大事故でも「パイロットの自己責任」という意見がネット上でも、また鳥人間関係者の間でも多く聞かれた。では鳥人間コンテストに自己責任は成立するのだろうか。 スカイスポーツの自己責任 スカイスポーツは、自分自身のために空を飛ぶものだ。だから、事故に対し

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    bloglider 2014/07/20
    クラフトマンシップという概念はあっても、エアマンシップという概念が希薄なのだろう、などと読んで思ったり。
  • 鳥人間コンテスト事故の深層 第5回:新証言が明らかにした事故の全貌 | 宇宙開発にひとこと

    しばらく間が空いてしまった。私自身の都合もあるがもうひとつの理由は、新情報が大量にもたらされ、その分析に時間を要していたからだ。 情報をもたらしてくれたのは、事故当時の九工大チームのメンバーだったA氏だ。A氏は事故後、川畑さんとはほとんど連絡を取ったことがなかったが、今回の事故報道を見て心配になったのだという。そして、このブログを含む裁判情報を知って、こう感じたのだと私に話した。 「平木先生は、こんな嘘をつき続けているのか」 そして、当のことを知ってほしいと、DVD-Rにして3枚分の画像や議事録などのデータと、多くの証言を頂くことができたのである。なお、A氏は当初実名での告発を考えてくれていたが、これまでの川畑さんへのバッシングなどの経緯もあり、今回は匿名での掲載とさせて頂くこととなった。 行われていた事故原因調査 チーム側の準備書面では、古賀氏が川畑さんの母に宛てた手紙に書かれた事故原

    鳥人間コンテスト事故の深層 第5回:新証言が明らかにした事故の全貌 | 宇宙開発にひとこと
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    bloglider 2014/07/11
    “「事故原因は調査されていた」うえ、「後遺障害やチームメンバーの賠償責任まで、大学の保険でカバー可能だった」という事実”が本当なら、ここまで広く知れ渡らなかったのだろうな、となど思うといろいろとアレ
  • 鳥人間コンテスト事故の深層 第0回:何故この件を問題にすることにしたのか | 宇宙開発にひとこと

    鳥人間コンテストの事故について、裁判の手続きが進められている。この件については様々な立場の人から様々な意見が出ているが、そろそろ裁判で明かされたことや、鳥人間の内部事情について詳しく述べ、多くの方に鳥人間の実情について議論を喚起したいと思う。そこでまず、なぜ私が鳥人間の問題を広く知らせようとまで考えるに至ったか、その理由から説明することにした。 事故について知った経緯 私が初めて事故について詳しく知ったのは、2012年の後半のことだ。私は1992年に初めて学生チームで鳥人間コンテストに出場し、2005年に社会人チームで出場して以来、鳥人間コンテストに対してはあくまでOBという立場でいた。宇宙開発を仕事とするようになってTwitterで意見やニュースなどをTweetしたりしている中で偶然、事故の当事者である川畑明菜さんと会話になり、川畑さんのプロフィールから事故について知った。その前にも何か

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    bloglider 2014/03/09
    「グライダーで飛んでます」、と言うと、「鳥人間?」と勘違いされる問題はさておき、何やらいろいろと興味深い話。
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