こんにちは! 料理・食文化研究家の庭乃桃です。春は貝類がおいしくなる季節。中でもあさりはいろいろな料理に使える万能選手ですよね。 今回は、そんなあさりを洋風に調理してみます。スペインはバスク地方の名物料理「アロス・コン・アルメハス」に挑戦です。 スペイン語で「アロス」は「お米」、「アルメハス」は「あさり」のこと。つまり「あさりごはん」という意味。日本でも、お醤油味のあさりごはんなどおなじみですが、それとはちょっと違う、にんにくと塩、こしょうの味付けで、あさりのおいしさを存分に活かしたうま味たっぷりの一品です! 小さめのフライパン(直径21cm程度)とふた(なければアルミホイルで代用)、炒め用のヘラがあればOK 海の幸と山の幸に恵まれた、美食の地として知られるバスク地方。歴史的にスペインとフランス、両国との関わりが深く、さまざまな食文化が混在する場所として世界中のグルメからも注目を浴びていま