本日のテーマは、船積関係書類とその流れです。最近では、あらゆる部分で電子化が進み、窓口業務が減っていますが、これから、ご説明する古式ゆかしい書類の流れを押さえておけば、何かイレギュラーなことが起きても対処できるはずです。 船積関係書類とは船積に際して、荷主、海貨業者、海運会社、船、検数業者の間で取り交わされる書類のことです。 最初は、Booking Listです。荷主が、海運会社に船積予約をすることをBookingと言います。荷主が、Booking を行う時は、荷主の詳細、海貨業者の詳細、積み地、揚げ地、貨物詳細、船積希望日、運賃などの情報が必要です。 一般的に海運会社は、Bookingを受け付けるとBooking番号を荷主に付与します。 後日、海運会社は、各Bookingは一覧にまとめ、積み地の船舶代理店に送ります。これがBooking Listです。その後、船舶代理店は、Booking