印刷 関連トピックスノーベル賞小澤正直・名古屋大教授不確定性原理を示す式 科学技術の根幹にある量子力学の「不確定性原理」を示す数式を書き換える、名古屋大の小澤正直教授の予測が、ウィーン工科大の長谷川祐司博士らの実験で確認された。15日付で科学誌ネイチャー・フィジックス電子版に報告する。絶対に破られない量子暗号などの技術開発に役立ちそうだ。 不確定性原理は、「粒子の位置と運動の様子(運動量)を同時に正確に測れない」などとする量子力学の根本的な理論で、ノーベル賞学者のハイゼンベルクが1927年に提唱した。電子などの位置を超精密に測定しても、限界があることを示す不確定性原理の不等式は、物理学の教科書にも載せられてきた。 小澤教授は1980年代からこの考え方に挑戦。2003年に、より精密な不等式を発表した。ところが、粒子レベルの極めて微細な現象で、これらの違いを実験で観測することが非常に難し
「小澤の不等式」。数学者の小澤正直・名古屋大学教授が2003年に提唱した,ハイゼンベルクの不確定性原理を修正する式です。小澤教授は30年近くにわたって「ハイゼンベルクの不確定性原理を破る測定は可能」と主張し続けてきましたが,このたびついに,ウィーン工科大学の長谷川祐司准教授のグループによる実験で実証されました。15日(英国時間)付のNature Physics電子版に掲載されます。 小澤の式とはどんなものでしょうか? まず,物理の教科書をおさらいすると,1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は,こんな形をしています。 εqηp ≧ h/4π (hはプランク定数,最後の文字は円周率のパイ) εqは測定する物体の位置の誤差,ηpは位置を測定したことによって物体の運動量に生じる乱れです。もし位置が誤差ゼロで測定できたら運動量の乱れは無限大になり,測定してもめちゃくちゃな値がランダ
本欄でもすでにおなじみ、独自の「モテ理論」が熱い注目を集めている、お笑い芸人のカオポイント石橋氏。サラリーマン向けの恋愛セミナーも行っている石橋氏いわく、受講者からもっともよく相談される“悩み”は「女のコとの会話が続かない」ということ。だが、その悩みを確実に解消できる秘策があるという。ズバリ「●●の会話術をマネする」のだ。 さて、●●には芸能人の名前が入ります。次の誰でしょう? A 明石家さんま B 島田紳助(元芸能人ということで…) C タモリ D 千原ジュニア 正解は「C タモリ」。 ちょっと待てよ?と思った読者も多いことだろう。残りの3人は、よく知られた喋り上手。無論、タモリだって喋りがヘタなわけはないのだが、「喋ってるタモリ」って、微妙にイメージしにくくないか? 石橋「いいところに気づきましたね。トーク上手とは『喋り上手』のことではないんです。女のコと1対1の会話を盛り上げるには、
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