巨人沢村拓一投手(25)が今オフ、200キロ以上のバーベルと決別した。沢村と言えばハードなウエートトレーニングが代名詞だったが、なぜやめたのか。都内のジムでトレーニングを行っている沢村に聞いた。 【写真】契約更改で初のダウン提示を受けた沢村 「200キロの重量もそうだし、バックスクワット自体やってないです。理由ですか? スクワットの動きはピッチングの動作にはないんです。ウエートを続けて、土台はしっかり作れたと思うので、その体をいかに使い切れるか。そこを意識しています。3年やったけど、結果を残せなかった。今年、真価が問われる年だと言われているのに、同じことを繰り返しているようではバカでしょう」。 150キロ超の直球で打者を制圧。誰もがそのスピードと威力を絶賛する。入団時、周囲から「15勝できる」と言われながら、3年間で1度も届かず。その現実を自身はどう見るのか。 「僕に足りないのは技術