J1、J2の40クラブの社長が参加して行うJリーグの合同実行委員会が14日、東京・文京区のJFAハウスで行われ、ゲストとして招かれた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)がJリーグに対して強烈な“ダメ出し”を行った。 ハリルホジッチ監督は報道陣にも公開された会の冒頭、「ちょうど1カ月前に就任した。日本代表のレベルアップのために来た」と切り出すと、約30分間に渡ってノンストップで話し続け、Jリーグについては「球際の強さを向上しないといけない。日本には球際が強い人がいない」「(相手守備陣の)背後へのパスが少ない。足元へのパスを求めすぎている」「横パスやバックパスが多い」などと指摘した。 また、次代のエースとして期待がかかるG大阪の日本代表FW宇佐美貴史(22)に対してはただ1人、個人名を挙げてレベルアップを要求。指揮官は「何人かの選手はまだ(自身が求めるサッカーに)適応できていない。