ジャイアント・キリング、ベイビーステップ、おおきく振りかぶって、これらが好きな人向けの記事です。 あともしドラが好きな人向けの記事でもあります。
ベイビーステップ 15巻 ネタバレ無しの感想です。 ベイビーステップ連載3周年です。そして作中では物語開始から2年が過ぎて、本巻から関東ジュニア大会開始です。エーちゃん強くなったなぁというのが分かります。 本巻の見所はヒロインの『なっちゃん』です。なっちゃんが可愛すぎて、あと夜の海岸の場面が素敵すぎて、こんな青春送りたかったなーと遠い目をしてしまいました。読んでいてニヤニヤが止まりませんでした。 私は漫画をかなり読みます。そしてたいがいはレンタルコミックか古本で済ませています。でも、ベイビーステップは数少ない、発売日すぐに単行本を買うくらいに好きな漫画です。 前進し続ける主人公に励まされて読み終わるといつも前向きな気持ちになれます。ベイビーステップがちゃんと最後まで続いてほしいので、これからも私は単行本が発売したらすぐに購入し続けます。 本当にお勧めのスポーツ漫画なので、興味がある方は是非
01<< 1234567891011121314151617181920212223242526272829>>03 な、なんじゃこりゃああああああ 「ベイビーステップ」最新15巻がやばい。 連載当初も相当悶絶させられてましたが、この表紙は…神すぎる。 勝木先生に完全にやられた。やられました。ありがとうございます。 もう今日朝仕事行く途中でね、本屋の新刊コーナーに寄ったらね、 この表紙のなっちゃんがこっちを見つめてるわけですよ。光ってるんですよ。 思わずよろけたね。それが冒頭の叫びです。 まいった。まいりました。ありがとうございます。 今日(1/17)、新大阪駅構内の本屋でこれをニヤニヤしながら買ってたのは僕です。ごめんなさい。 改めて何度読んでもあの話というか、あのシーンは素晴らしかった。感動した! 歴史に残るエピソードだと思うよ。 タイトルが「永遠に続く時間」…くぅ!青春すぎて泣ける。
07<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>09 今週の「ベイビーステップ」を、もうすでに40回読みました。 ラブフォーティーだよ!くそう!(何) どうしようもなくニヤニヤしすぎて困ってます。 リアルにニヤニヤが止まらなくて結構困ってます。ニヤニヤニヤニヤニヤ。 とにかく今週の「ベイビーステップ」は神回だった。 そしてなっちゃん最高だ。大好きだ。好きだー! L・O・V・E!なっちゃーん! このなっちゃんへの想いの深さは、過去に書いた記事を参考にして頂きつつ、 <参考> ⇒「ベイビーステップ」のヒロイン・なっちゃんが可愛すぎる件 何度でも読み返したくなる今週の「ベビステ」を振り返りたいと思います! よろしくお願いします! ※単行本派の方は壮絶なるネタバレになりますので、この先の閲覧ご注意下さい。 関東ジュニア決戦前夜
01<< 1234567891011121314151617181920212223242526272829>>03 マンガを読んで、泣く事がある。 何故なんだろう。これはフィクションだ。現実じゃない。 けれどこの涙は本物だ。紛れもなく自分の涙なのだ。 心を、魂を揺さぶられて出てきてしまったのだ。 マンガには、そんな力がある。 何故か。 作者の魂が、そこに込められているからだ。 2009年、漫画内漫画家の作品が多数登場、ヒットした。 数々のランキングにおいてもランクインしてる事もご承知の通り。 マンガを描くという楽しさ。 マンガを描くという苦しさ。 それは相反してるようで、表裏一体となって存在している。 僕らは改めて、その事実を知る。 マンガというエンターテイメントが、どんな想いで作られているのかという事を。 苦悩の果てに、搾り出されるように描かれる物語。 作者の血や涙や汗、夢や想い、そし
07<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>09 マンガの華、といえばやはりヒロインです。 可愛いヒロインがいるだけで、その作品に対する愛着度が全然変わってきます。 「好き」という感情を呼び起こす重要なキーポイント。 それが僕らを魅了するヒロインなのです。 まあヒロイン以外の準ヒロインや脇役の子たちも重要なポイントになります。 むしろヒロインを喰ってしまうキャラが現われる事で、益々その作品は活性化していくのです。 ここ最近でヒロインから脇役まで充実してる作品といえば・・・ やはり「はじめてのあく」でしょう。 超個性的!な脇役たちもさる事ながら、当初はちょっとイマイチと思えたこのヒロイン・渡キョーコ。 それでも数々のエピソードを経て段々と愛しく思えてきたところに、 このメガネ外し+髪ストレートのコンボがどかんときたわ
講談社は本当に「戦略系スポーツ漫画」に強い。『おおきく振りかぶって』にはじまり、『ダイアのA』『おれはキャプテン』という野球漫画にはじまり、『GIANT KILLING』『エリアの騎士』というサッカー漫画、『からん』は考える柔道漫画と全方位に弾を揃えている。僕はこういったタイプのスポーツ漫画が大好きなので、本当はその全てについて語りたいことがたくさんあるのだが、今回はその中でもいま一番ノっているテニス漫画、『ベイビーステップ』について語りたい。 この漫画は、大真面目なガリ勉少年丸尾栄一郎(通称エーちゃん)が、テニスにはまり込みやがてプロ選手を目指すようになるという王道テニス漫画である。まず設定として特徴的なのが、エーちゃんがテニスをはじめるのは高校の部活ではなく、テニスクラブである、ということ。これはテニスというスポーツの特色も勿論あるのだが、基本的には部活を通してスポーツを描くの対し(上
アクセス解析を見てたらどうやら、ベイビーステップのエーちゃんのラケットの種類を調べようとしてここにたどり着いた方がいるみたい。 ネットでもあんまりテニス経験者でベイビーステップの感想を書いてらっしゃる方を見かけないので、意外とこういう情報は網羅されていないのかしら。せっかくなのでテニス経験者のはしくれとしてちょっと書いてみる。 そういえばテニプリは確かファンブックかなにかで各キャラクターの使ってるラケットを公式で明言してた気がするな。(テニミュは違うの使ってるぽい。) 閑話休題 というか今回八巻の表紙↓見ると丸わかりなんですがね。 ベイビーステップ(8) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (23件) を見る [rakuten:adots:10020672:de
ベイビーステップ(7) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/04/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (19件) を見る当然ながら、単行本派の方はネタバレ注意。 一応のテニス経験者としての感想を書いているつもりですが、経験者とはいっても初心者に毛が生えたレベルなのでツッコミどころはあると思いますが、多めに見てください。 マガジンで連載している地味テニス漫画の『ベイビーステップ』ですが、今週もすごく面白いです。 数週前から主人公がアメリカのテニススクールに短期テニス留学をしにいってるわけですが、この辺りの展開がとても素晴らしい。 今週号なんか主人公のエーちゃんが全くいいトコなしで反撃することもなく負けてしまうわけですが(しかもたった一話だけで)、その結果に至った理由、そしてそこから予想される今後の展開とい
今日出てたのは、個人的に好きな作品が多かったのでてけとーに羅列。 個別に書く時間はなさそうなので。 読みにくいけど気にせぬ。 ベイビーステップ 7 (7) (少年マガジンコミックス)posted with amazlet at 09.04.18勝木 光 講談社 Amazon.co.jp で詳細を見る こんなにワクワクする作品はそうそうないと思う。地味なのに、じみなのに。ちょ〜ぢみなのに。 この作品をこう楽しく読めるのならばそれだけでテニスをやってた甲斐があるというものだ。(それは言い過ぎか。) でも、逆にテニス未経験者にはどうなんだろうなぁ。 ベイビーステップというタイトルのクセして、あっという間にエーちゃんは上手くなって、素人に毛が生えた程度の私を抜き去っていきおってからに。 あぁ、でも(比較的努力の成果が目に見えてでやすいスポーツというジャンルにおいて)自らの練習が上達として報われてく
今週号のBABYSTEPは素晴らしい構成の回だった。というか、この漫画、本当に素晴らしすぎる。勝負や成長の大事なものが余すところなく描かれていながら、ほとんど割いていないのにちゃんと恋愛を描けるんだかなー。この作者の人、本当に上手。凄く地味な絵柄で物語も地味な印象なのに、その奥深さとわかりやすさにクラクラする。 難波江ってこの世界の最強ボスキャラなんだけれども、その彼の圧倒的な強さを確認したうえで、よくよく考えてみると、えーちゃんが目指しているテニスのプレイスタイルって彼のコピーとまでは言わないけど、彼とほぼ同型なんだよね。ということは、難波江のほうが、凄まじい修練とともに何年も前を走っているということなんだよね。そういうのって、絶対に勝てない。才能あるやつに全力で努力されて勝つことって、なかなかないんだ。でも、その場合は、どういう組み合わせの「強み」をもつかや「経験」をしたか?ってことが
今週号のベイビーステップが、、、うーん、あまりに素晴らしくて感動。物凄い強い相手と戦う時にかかる「不安とプレッシャー」への対処方法なんだけど、 1)プレッシャーと不安を明確にしてはっきりと定義づけて思い浮かべる 2)その後、それを消すイメージをして、相手に集中する という作業で、不安を無くすという作業をしているんだけど、、、こういうメンタル心理学みたいなものってあるんだろうか?。これ、僕が不安ですくんだ時にいつも行う手法とまったく同じなんだよね。結構不安って漠然としているもので、明確に定義して描きだしてあげると、それだけでかなりプレッシャーや不安が消える。出来れば、そのプレッシャーが「最悪になった場合はどこまで行くか?」と「最悪に落ち込む時の順番とメカニズム」を明確に書きだしてやると、案外、「最悪でもこの程度か?」と思うことが多い。極端な話、死ぬわけではないケースがほとんどだもの。あとは、
最新刊購入。。。あれ、なっちゃんとの海岸のシーン、かなり加筆されてないかな?。違うかな?。なんか読んだ覚えな全然ないんだけど、、、。それとも「うそじゃないですー」のインパクトで、記憶が飛んだのかなぁ。いやーほんとこの135話「永遠続く時間」って最高。 ああいう嗅覚で生きている感性派の女の子は、僕には相性が凄く悪いし、だからこそ好きでもないのだが、いやーなっちゃんかわいすぎるよー。というか、なっちゃんが可愛いというだけでなく、えーちゃんとの恋愛が、めっちゃメチャさわやかで、、、、なんというか、この等身大さとナチュラル感は、並みの恋愛漫画では全然出せないレベルだよ。ほんとのほんとに恋愛のシーンって、ほとんどないのに、なんでこんなに「いい恋愛だなー」って羨ましくなるんだろう。 この二人の恋っていいね、なんというか、凄く健全で正しさに満ちている。こんな恋愛できたら、本当にいいね、、、。うん、、、な
今週号のマガジンの『ベイビーステップ』がおもしろかった。なっちゃんのライバルの清水さんという女の子が登場するんだが、これがどーも、えーちゃんと、いい感じな雰囲気なんだよね。前に、10巻の感想で、フロリダで自信をつけたえーちゃんは、やっとなっちゃんに対して、攻撃的というか、告白できる・・・いいかえれば、対等で、上位の気持ち(=告白できる自信がある=自己放棄ができるというのは、ある意味、相手より目線が上でもあるんだ)立場になったと言ったんだけれども、そうなった途端に、自分にとてもあっているけれども(えーちゃんには、なっちゃんよりも、清水さんの方があっていると僕は思う)かなり高めで、今までだったら出会うこともない相手好意を寄せられそうになるってのは、、、、、ああ、、、、こういうのってあるなーーーとしみじみ思ってしまった(笑)。 これって、ステージが上がった時に、よく起きる現象のような気がする。人
今週のネギまは、よかった。 というのは、成長するということの、本質が描かれた気がしていたからだ。 しかしながら、実はこの漫画、少年漫画の成長路線として大きな問題点を繰り返していた気がする。それは、「ネギが、天才であった父親の器(スケール)には及ばないんだ」、という現実が何度も何度も後半から繰り返されるようになるんだよね。何をいってるかとというと、『天才じゃない』って繰り返しているんだ。苦悩する主人公である、かつ非常に頭がよくて「論理的」であるネギくんという少年は、いってみれば小利口な主人公なんだよね。そして、往々にしてそういう人物は、器(スケール)が小さい。小利口で、頭がよく、論理的というのは、一言で言うと「なんでも常識のレベルで物事を考えてしまいがち」ということだ。 こういう人間は、常識から考えて「出来うること」としかできないと考えてしまいがちなんだ。SomethingOrangeの海燕
評価:未評価(まだ完結していないので) (僕的主観:★★★★★星5つ) 「も・・・・もしかして やきもちやいてたりする?」 「や・・・やくよ! 当たり前じゃん」 Baby steps to Giant stridesというタイトルにまつわる言葉が初めて出てきた。訳すと、千里の道も一歩からとかになるのかもしれないが、アレックスがマルオを評した「小さくても無数にある夢を一つづつ確実にかなえていくやつなんだ」ということの方が、本質をついている気がする。そして「先のことよりも、まず目の前の一ポイントに勝つことを優先する。これはプロの発想。」というアレックスの評価は、とてもなるほどと思った。 この物語は実に小さなところでいぶし銀のように、「成長していくこと」を、うまく描けていて、とてもとても好き。特に上でp149ぐらいのセリフの抜粋なんだけれども、これが凄くいいのです。 主人公のえーちゃんは、その前
たしか、このフロリダのテニススクールって、本当にあるところのはずだよね。 http://athlete-brand.com/tennis/index.html ニックボロテリーアカデミー アガシやシャラポアが確かここの出身のはず。前にスポーツものについて言及した時に、日本のスポーツ漫画はほとんどが、これまで(80年代くらいまで)国内のインターハイとか甲子園とかを国内の序列を最終目標にしてきたんだけれども、昨今のスポーツは、サッカーに代表されるようにいきなり日本代表やプロで、「世界が見える」・・・精確にいえば、自転車ならばフランスのツールドフランスとか、サッカーならイタリアのセリアAとかワールドカップ、テニスならばフレンチオープンやウィンブルドンに、ATPツアーなど、いきなりダイレクトに「世界を目指す」というような話が増えてきたと思うんだよね。それは、日本が豊かになってスポーツに真面目に取り
面白い。海燕さんやはし君がブログで薦めなかったら、読まなかっただろう。そもそもほとんど売っていないし(苦笑)。 しかし、なんて面白いんだ。テニス漫画の最高峰は、いまのところ『しゃにむにGO』で、それ以上はなかなか出ないと思うのだけれども、同じテニス漫画としてこれほど「見ている視点」が違うのは面白い。 この「面白さ」ってのは、あまりこれまでの少年スポーツの漫画になかった感じがする。 うまくまだ言葉にいえないが、、、、プロセスを重視するところ、科学的で戦略的なところ、そして主人公に何にも才能がないところ(笑)。 海燕さんが言い得て妙だったが、主人公が「初期値がゼロ」、、、、才能ある人との「越えられない壁」が大前提である、というところから、にもかかわらず「何の気負いもなく」勝負に主人公はコミットしていく。 もちろん分析好きで生真面目な優等生の部分が「強み」になっているという設定ではあるが、それは
本日、見つけた。帰りがけに駅で降りて本屋を見てみたら、先日なかったのに1-4巻が置いてあった。いやうれしい。どこへ行ってもないのだ。この前なんか、漫画喫茶にすらなかった・・・(まじかよ)。 4巻まで読了。 3巻が、あまりに素晴らしくて、ちょっと涙ぐむ。 はしくんが前にレビューを書いていた意味が良くわかった。 この丸尾くんという主人公は、なんでも平均点の人で、それをコツコツ努力することで、自分を高めていくタイプの主人公なんだ。 そして、、、、1年間の継続的な努力の成果としての試合・・・・。 彼の努力が、通じなかったことが、はっきり分かるんだよね。 もちろん、相当のところまでは来ているが、勝つほどじゃーない。 主人公の丸尾自身も、自分の平均値で決め手のない能力が分かっていて、 その2か月ほど前にほんとうに才能がある人の前」では、そんな平均値の努力なんかまったく通用しないことが身にしみている。
各所で、いい、いい、という噂を聞いていたので、マガジンで注目していたら、これが凄くいい。ということで、1巻を買おうとしたら・・・・どこにも売ってないんです!マガジンのコーナーに、最新刊の7巻はあるんだけれども、他の連載本はすべて全巻そろっている(それが普通リアルタイムの連載なんだから)のに、これだけなくて・・・悔しかったので、本屋を3軒回り、最後のところに、なぜか1巻だけがあったので、なんとか買いました・・・・・人気ないのかな?。 ちなみに、なっちゃんのかわいさが異常に光っています。はふぅ。・・・って、それではなく、主人公のひたむきな「素直さ」が、とてもぐっと来る。何よりも素晴らしいのは、このただ成績のAだけをとってきたマジメくんは、「将来目指しているものが何もない中で」テニスの面白さに目覚めていくところです。「おれは世界をとる!」とか「俺はプロになる!」とか、そういう、なんというのかなぁ
雑記, 物語論『オールラウンダー廻』を読んでます。面白いです。二巻だったか三巻だったかの作者後書きで「努力・友情・勝利の復権(ルネサンス)を目的として描いています」みたいなことが書いてあって、少年漫画だなあと思った。いちいち復権せにゃならんのは大変しんどい作業というか回りくどいんですけど「動機を喪失した状態からそれでも前に進む為にはどうしたらいいのだろうか?」というのは現代人がいつも考えちゃうことのひとつのようで、それについて色々な回答が物語のなかで示されているように思います。ついったーでもいつぞや呟きましたが、現代人――というか若い人って基本的に動機があんまりありません。ちょっと前のおじさんおばさん達のなんと動機の溢れること。それに比べるとぼくら若者は基本的に目が澱んでおり、やる気がありません。どうでもいいや、っていうのが基調低音ですよね。なぜこんなにやるきないの? というと色々個別問題
感想, 漫画今週のマガジンの『ベイビーステップ』が面白かった!! と言いたいだけの記事(笑)。 ネギまは前からずっと追っていたし、今の連載内容は過去編でめちゃめちゃおもしろいわけですが、それ以上にひっそりと毎週たのしみにしているのが「ベイビーステップ」だったりする。で、今週のベイビーステップは「バクマン。」とも通じる内容で思わず唸っちゃったのでした。これって以前書いた記事と同じ内容で、「リスクのある行動をしようと思ったときにどうするのか?」が問われる話だと思うんですよね。 『リスクチャレンジ』という共通する価値観 - アセティック・シルバー テニスっていうゲームで具体的になっていたから、同じに見えるだけであって、本質はかわってないと思うんです。記事のなかで引用している試合では「勝てないかもしれないけど、リスクは低い展開」から「勝てるかもしれないけどリスクがある展開」へと成長する話がでした。
漫画, 雑記, ネギま先日、こんな記事を書きました。風来のシレンはリスクマネジメントの教科書 - アセティック・シルバー この記事では『リスクを抱えてでもチャレンジしないとクリアできない局面がある』『かといってリスクを冒しすぎてはゲームオーバーになる』『だからリスク計算をしつつチャレンジする必要がある』という特徴が「風来のシレン」というゲームにある、と書きました。 この価値観を『リスクチャレンジ精神』とか名付けるとして*1、これって他の作品にも見られるものだよね、というのが今回の話。 具体例として引っぱり出すのは「週刊少年マガジン」で連載されている二作品。主人公の丸尾くんことエーちゃんがテニスプレイヤーとして成長していく『ベイビーステップ』と、萌え系でありつつも実はファンタジー成長物語な『魔法先生ネギま!』。この作品のどちらも『リスクチャレンジ精神』を描いているシーンが見られるのです。 『
ベイビーステップ(16) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/04/15メディア: コミック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見る 『ベイビーステップ』が第16巻に。この漫画も長くなってきたなあ。おもしろければいくら長くてもかまわない道理ですが、おもしろいからこそ一定の巻数で締めてほしいとも思うわけで、まあ、むずかしいところ。 最近では16巻なんて短いほうかもしれませんが、そもそもその状況どうなのよ?とも思うわけで。『水の森』を高く評価するのは少ない巻数で綺麗に完結しているということもあるんだよね。 『ベビステ』にかんしていえば、今回の大会が終わったあとラストエピソードに入るようだとぼく的に嬉しい。まあ、まだまだ続きそうではありますが……。 さて、単行本はともかく、連載のほうでは、いくらかダーティーな手も含めた攪
天才――それは光りかがやく言葉である。不運にも(?)生まれつき才能に恵まれなかったぼくなどは、非凡な才能を持った人間にあこがれずにはいられない。 しかし、本当に天才に生まれてくることは運が良いことなのだろうか。そもそも天才とは、才能とは具体的にどういうものなのだろう。今回はいま連載中の漫画を題材にそこらへんのことを考えてみたい。 まずはあいかわらず快調に飛ばしている『ベイビーステップ』の話から。「あむゆわ」というサイトでは、この作品を『テニスの王子様』と対比し、このように語っている。 ベイビーステップ(1) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (65件) を見る では、テニプリ嫌いの人々を惹き付けている『ベイビーステップ』の魅力とは何なのか? それは「夢がある
『ベイビーステップ』第8巻を読んだ。 ベイビーステップ(8) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (23件) を見る この巻も安定したおもしろさ。 あいかわらずそれほど派手に盛り上がるわけではないのだけれど、たぶんそれなりに人気もあるのだと思う。いいかげん打ち切りの心配はしなくて済むようになったと考えていいだろう。 全国屈指の実力者を前に大会で敗退した栄一郎は、フロリダのテニススクールへ2週間通うことになる。ペトロニウスさんも書いている通り、このスクールにはモデルが存在する。 http://athlete-brand.com/tennis/index.html あの「エア・ケイ」こと錦織圭もここの出身らしい。 ぼくはその錦織の特番で見たのだけれど、本当にこの漫画
もしいま、頭上の空を流れ星が横切ったなら、ぼくはこのようにお願いすると思う。どうか、どうか、『ベイビーステップ』が打ち切られませんように! ベイビーステップ(1) (講談社コミックス) 作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (65件) を見る 勝木光『ベイビーステップ』は『少年マガジン』連載中のテニス漫画である。その内容をひと言で表すなら、地味。ふた言めを付け加えるなら、丁寧。 とにかく地味だが丁寧な内容で、いま、一部の漫画好きの注目を集めている。具体的にいうと、はしさん(id:hasidream)とかきよさん(id:kiyolive)とかぼくとか。 いや、ほんとにおもしろいんだって。そういうわけで、以下ではこの作品がいかにおもしろいのか説明してみようと思う。 この作品の主人公は丸尾
2009年03月14日 『ベイビーステップ』の面白さ 前々から何度も述べている通り、googleで「ベイビーステップ」で検索すると、Wikipedia、amazonの次に表示されるのはこのブログである。そんな訳で、連載直後に推薦文を書いた「日本で最初のベイビーステップのファンサイト」の管理人として、そろそろまた本作品の魅力について(中間報告的な意味で)再評価してみようかと思う。 最初に私が書いたこの作品の「三つの特徴」のうち、「謙虚な主人公」と「アクティブなヒロイン」については、予想通りに作品のセールスポイントとして有効に機能していると思う。しかし、「学外テニス」という点に関しては、正直、裏をかかれた。私の当初の予想と全く逆の方向で舞台装置としての役割を果たしているのである。 私は学外テニスを舞台に選んだことで、小学生や社会人など、多様な社会的背景を持つ者達と一緒にテニスを学び、その過程で
2007年10月17日 『ベイビーステップ』 三年前、『ステイゴールド』と『フルたま』で大失敗した週マガが、再びテニス漫画で勝負を挑んできた。今日発売のマガジンで始まった『ベイビーステップ』である。いきなり第一回から70頁、しかも三週連続で150頁という破格の待遇での新人デビューであり、編集部の期待の高さを伺わせる。 「懲りないなぁ」と思う人もいるかもしれないが、私は、今回は(少なくとも上記の二作よりは)成功しそうな予感がする。少年漫画界ではテニプリ一人勝ち状態が続く今、そこに真っ向勝負を挑むのは愚の骨頂な訳で、やはり全く新たな方向性の作品を打ち出す必要がある訳だが、今回はそこんとこをきちんと分かっているように思える。 1、学外テニス 『ステイゴールド』、『フルたま』、そして『見上げてごらん』が共通して失敗したのは、テニプリと同じ「テニス部」を舞台としてしまったことである。閉鎖的な学校内の
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