特に土屋太鳳さんにあまり演技が巧いイメージがない方は、今作を見たら、イメージがひっくり返ると思います。 そんな役者陣の演技バトル的な側面も強い本作について、自分なりに考察を書いていきます! 記事の都合上物語の核心部分に触れない程度のネタバレ要素が含まれますので、その点をご了承いただけたらと思います。 良かったら最後までお付き合いください。 あらすじ伝説の女優・淵透世の娘として生まれながら、醜い顔を持つ累は、その亡き母とは似ても似つかない容姿が原因で、幼少の頃から激しいいじめに遭っていました。 しかし、母がそんな累に渡した「口紅」には「他者と顔を入れ替える力」があることが分かります。 一方で無名の美人女優・丹沢ニナは、容姿こそ端麗ながら演技力に乏しく、それに加えてとある事情を抱えているために役者として芽が出ずに燻っていました。そんな彼女にマネージャーの羽生田釿互は累を引き合わせます。 母親譲