岸田文雄首相は1日午後の衆院予算委員会で、自身の掲げる「新しい資本主義」について「アベノミクスとは違う経済モデル」と述べた。 政府が公表した2022年度の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」原案は「今後とも、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を一体的に進める経済財政運営の枠組みを堅持」と記述していることから、立憲民主党の泉健太代表が「アベノミクスの堅持だとちゃんと言うべきだ」とただした。 岸田首相は「全く異なる」と反論。アベノミクスの「基本的なマクロ経済政策は維持する」とした上で、「経済の全体像を示すことによって持続可能な経済をしっかりと実現」すると語った。 私の経済モデルは従来のように過度に市場や競争に頼るのではなく、官民共同で気候変動等の課題を成長エンジンに切り替えていく仕組みを作っていく私の経済政策は新しい資本主義、アベノミクスと呼んでない金融所得課