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海外旅行に出かける際には飛行機で空を飛んでいくわけですが、何気なく乗っている一般的な大型旅客機であるボーイング747は全長70.7メートルの巨体に最大で394.6トンもの重量を搭載して飛行することができます。そんな巨大な物体が空を飛ぶ仕組みについて、飛行機の原理の説明で頻出する「ベルヌーイの定理」を使わず、イラストでわかりやすく説明したムービーが公開されています。 How Do Airplanes Fly? - YouTube 飛行機が宙に浮くことができるのは、「飛行機のかかる複数の力が釣り合っている(正味の力がゼロ)」であるため。 正味の力がゼロである場合、静止した物体は静止したままになり、動いている物体は動き続けることになります。 この法則は地表10kmでも変わりません。 空を飛んでいる飛行機は乗客・荷物を含む機体は重力によって下に引っぱられていますが…… 飛行中の機体にぶつかる空気中
光速についていつも思うんだけどさ、例えば30万kmの硬い糸を用意して、引っ張ったら力が伝わるから、それを「1」や「0」に読み替えたら、情報は光速を超えて一瞬で伝わったことにならないのかなツイートする
1955年 Charles Frank 卿(ブリストル大学HH Wills 物理学研究所)により発見された正20面体。正3角形20枚で構成される多面体で、3次元空間では最大の面数を持つ正多面体(京都大学の発表資料より)[写真拡大] 京都大学の山本量一教授らによる研究グループは、コンピュータシミュレーションと情報理論を組み合わせることで、ガラス状態にある物質中は低温・高密度になるほど固体的領域のサイズが増大し、分子がある特定の幾何学的構造に組織化されることを発見した。 固体とは、分子が規則正しい配置に収まって移動しない状態を意味しているが、ガラスの分子は規則正しい状態には収まっておらず、非常にゆっくりと移動し続けている。そのため、ガラスは個体か液体かは明確になっていない。 今回の研究では、コンピュータシミュレーションと情報理論とを組み合わせた研究を行い、ガラス状態にある物質中では固体的領域と
この記事の目的はタイトルの通り、子どもに「相対性理論って何?」と聞かれたときに説明できるために、かなりアバウトに相対性理論を解説したものです。 同時に、相対性理論を「まずは概略的にでも理解したい」という方にも有用な内容になっていると思います。 より理解を深めたい方は、こちらの記事にお進み下さい。 中学校で習う数学の範囲でアインシュタインの相対性理論を分かりやすく解説する 上のリンクの記事は中学で習う数学のみを使って、相対性理論というものを解説しています。使うのは中学の数学のみですが、扱っている現象は難しいですので、まずはこの記事でイメージを作っていただけれるとスムーズに進めると思います。 相対性理論とは? どんな現象が起きるの? 相対性理論の現象 結果1 光の速度よりも速く動けるものはない*2 結果2 光の速度に近い速さで動くものは、縮んで見える 結果3 光の速度に近い速さで動くものは、時
先日、飲み会の席で「…だって世の中、『飛行機がなぜ飛ぶか』ということすら、本当は分かっていないんですから」という声が聞こえてきた。読者の多くの方もきっと、同じ話を耳にしたことがあると思う。 「常識と思っていることは、実は単なる思いこみだ」という文脈か、「科学なんてたいしたことないじゃないか」という話か、そこまでは分からなかったが、声にはちょっと嬉しそうな響きがあった。 もちろん科学は宗教ではない(こちら)。「信じる」ことが基本姿勢の宗教に対して、科学のそれは「疑う」ことだ。リンク先の記事の通り、科学を宗教的なものと誤解しないためにも、「本当はどうなんだ?」と疑う姿勢は大切だ。その一方で、「結局、科学といっても本当は何も分かってないんだよ」という見方は、シニカルな態度にもつながっていきそうでなんとなく違和感がある。 それはさておき、高速で空を飛び、多くの人命を載せる航空機がなぜ飛ぶか、本当に
マサチューセッツ工科大学のオープンコースで、オランダの起源天体物理学者であるウォルター・ルーウィンが、わかりやすく「ジャイロ効果」について説明してくれている講義の様子がわかる映像が公開されていた。 情熱をもって教えてくれる先生っていいよね。「今だろ!」って思っちゃうよね。ちなみにジャイロ効果とは、一般的には、物体が高速回転すればするほど、姿勢を乱されにくくなる現象のことで、自転車やオートバイなどの二輪車の走行時の安定性から、小さいものでは、転がるコインやヨーヨー、コマなどでその効果を見ることができる。でもこれを理論で説明するとなると大変なことなんだよね。 唐突だけど、ジャイロと言えば、ドラえもんの科学系雑誌「ドラえもん 不思議のサイエンス」の付録がくるくる曲芸ジャイロドラだったみたいだね。そういえば。
前の記事 次世代宇宙望遠鏡の巨大な反射鏡、製造過程の写真 お湯が水より速く凍る:「ムペンバ効果」の再現に成功 2010年3月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Laura Sanders 氷の結晶、画像はWikimedia 直感に反してはいるが、高温のお湯が低温の水よりも短時間で凍る場合がある。最新の実験によって、「ムペンバ効果」と呼ばれるこの特殊な事例が、ある限定された条件下では確かに存在することが裏付けられた。 ムペンバ効果という名前の由来となったのは、タンザニアのErasto B. Mpemba氏だ。同氏は中学生のときに授業でアイスクリームを作っていて、熱いアイスクリーム・ミックスが冷たいものより速く凍ることに気付いた。Mpemba氏は高校生時代の1969年に、物理学者のDenis Osborne氏と共著で、この現象
前の記事 エコなスパコン『Aquasar』:水冷式で消費電力を4割削減 流体と固体の境にある「流れる砂」:超高速撮影で分析に成功 2009年6月26日 Brandon Keim credit: John Royer サイトトップの画像は砂嵐。Wikimedia Commons 砂粒子が落ちるときに、しずくのような集合体が分散的に形成されるという現象を分析した研究論文が、『Nature』誌の6月25日号に発表された。その内容は、砂のしずくに関する従来の説明を覆すものだ。 これまでは、しずくは、砂粒子が衝突することでくっつきあって形成されると考えられてきたが、今回の論文では、しずくは、砂粒子を互いに引きつけあっている微弱な原子間力の持つ不安定性[表面張力が関係する「プラトー・レイリーの不安定性」]によって形成されるとし、その力の大きさを測定している(水道の蛇口から水が落ちる時にも類似の現象が起
現在、欧州合同原子核研究所(CERN)がスイスに「大型ハドロン衝突型加速器」(LHC)を建設中です。 ここで、超微小ブラックホールを作る計画です。 この実験を行う背景には、「膜宇宙論」という理論の検証という目的があります。 これは、我々の宇宙は既に知られているような4次元時空からのみ成るのではなく、 5次元以上の「余剰次元」があるという考え方です。 そして、現在我々の宇宙にある4種類の根源的な力のうち「電磁気力」「強い力」「弱い力」は 4次元時空の中にしか効かないのに対し、重力のみは余剰次元に漏れ出しているという仮説です。 このような説が出される背景には、重力が他の力に比べて遥かに(何十桁も)弱いという事実があります。 例えば地球という超巨大な物体による重力に、ほんの数cmの磁石による磁力があっさり打ち勝ちますよね。 4種類の根源的な力は本来1種類だったものが分かれたと現在の物理学では考え
サイモン・シンの著作は、『フェルマーの最終定理』、『暗号解読』と出版される度に楽しみに読んできた。今回の『ビッグバン宇宙論』もまた見事だった。ともすれば難解になりがちな数学や科学の概念を解きほぐし、いたずらにレベルを落とすことなく一般向けに解説する。そのような技量において、今、サイモン・シンが世界でもトップレベルの書き手であることは間違いない。 すぐれた一般向けの科学書の満たすべき条件とは何か? 何よりも大切なのは、今となっては「常識」と化している世界についての知識が、発見当時はいかに奇想天外なもので、大きな概念的ジャンプであったか、そのめくるめく驚きと感動を伝えることではないかと思う。アインシュタインが相対性理論を発見する以前の世界に立ち戻って、そこから、アインシュタイン以降の世界へひとっ飛びすることを空想する。暗黒のトンネルの向こうに、まばゆい智恵の光が見えてくるその瞬間の興奮を思う。
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