【ジャカルタ13日時事】米国に拠点を置く自然保護団体「ネイチャー・コンサーバンシー」は13日、絶滅の危機にひんしているオランウータンのこれまで知られていなかった生息地がインドネシア・カリマンタン(ボルネオ)島の森林で見つかったことを明らかにした。最大で5000頭が生息しているとみられる。AFP通信が報じた。 同団体は昨年12月から調査を開始。東カリマンタン州の山岳地帯の森林で、オランウータンの生活拠点219カ所を発見した。その数から推測すると、数百頭から数千頭のオランウータンが生息している可能性があるという。 【関連ニュース】 ・ 博物館標本の毛でゲノム解読=豪州の絶滅動物 ・ 〔地球の風景〕お母さん、よろしくね ・ 〔地球の風景〕これぞ玄武?-インドネシアの珍種カメ ・ 〔地球の風景〕小さな猛獣、絶滅の危機に