このような「バレなきゃ問題ない」というマインドはモラルハザードを引き起こし、最終的にはインターネット全体の不信をまねくことになると思っていて、個人的には大きな懸念があります。今回は「バレなきゃ問題ない」がいかに問題なのかを考えていきたいと思います。 個人の熱意ではなく“金”で書かせる バレにくい「ステマ」という問題 まずは「ステルスマーケティング」を考えてみます。私が編集者として先輩から初めてレクチャーを受けたとき、記事には2つの種類があることを学びました。1つは編集部が作り出す「編集コンテンツ」。これは編集者や記者が学んだこと、感じたことを編集部の責任で作り出すものです。もう1つは「広告コンテンツ」。これはスポンサーが付き、スポンサーの意向をくんだ内容で、スポンサーの責任で編集部が作るものです。当然ながらお金を出すスポンサー側が内容をコントロールできるため、特定のサービスや製品の利点を強
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