サヨナラ打を放った選手と抱き合うDeNAラミレス監督。チームは6月5日現在、23勝25敗2分、首位広島と5ゲーム差の2位にいる。 スポーツ紙やテレビの情報系番組だけでなく、一般紙やニュース番組も連日取り上げている日大の「悪質タックル問題」。 アメフットを観たことがない人でも、あの動画を見ればただの反則ではないとわかるだろう。そして誰もが「本当に異常なのはこの選手ではないはずだ」と推論し、その後の展開は予想通りになっている。 大学フットボールを牽引してきた名門の闇。指示したとされる内田正人前監督は、大学の常務理事(辞任)という要職にも就いていた。いったいなぜこんなことが起こったのか。いや、なぜこんな人物が学生スポーツを指導していたのか。 そんな疑問に答えてくれるのがDeNAのアレックス・ラミレス監督の著書『CHANGE!』だ。 ラミレス監督は「将来監督になりたい」と考え始めた現役時代から、自