2008年3月23日、ヒマラヤ(Himalaya)山脈の王国ブータンの首都ティンプー(Thimphu)近郊のカベサ(Kabesa)で、立憲君主制への移行を目指す下院選挙を前に投票所の最終確認を行う選挙担当員。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY 【3月24日 AFP】ヒマラヤ(Himalaya)山脈の王国ブータンで24日、絶対君主制から立憲君主制への移行の総仕上げとなる初の国民議会(下院)選挙が行われる。1世紀近くに及んだワンチュク(Wangchuck)王室の統治が終わりを告げ、民主化が実現する。 今回の下院選では、国民民主党(People's Democratic Party、PDP)とブータン調和党(Druk Phuensum Tshogpa、DPT)が、同国初の民主主義政権をかけて下院47議席を争う。両政党とも、経済成長と道路などのインフラ整備を公約に掲げる。有権