顧客情報1000万件不正取得=派遣SEの39歳男、逮捕−ベネッセ漏えい・警視庁 不正競争防止法違反容疑で逮捕され、警視庁多摩中央署に入る松崎正臣容疑者=17日午後、東京都多摩市 通信教育大手ベネッセコーポレーションから顧客情報が流出した事件で、警視庁生活経済課は17日、名簿業者に売却する目的で顧客情報を複製、取得したとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で外部業者から派遣されていたシステムエンジニア(SE)の松崎正臣容疑者(39)=東京都府中市寿町=を逮捕した。1000万件を超える顧客情報を不正に取得したとされる。 【図解】ベネッセの情報流出の流れ 同庁によると、松崎容疑者は「ベネッセの顧客情報を漏らしたことに間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は6月17日、ベネッセのグループ企業「シンフォーム」の東京支社多摩事業所(多摩市)で、営業秘密の顧客情報が記録されたサーバーに