愛知県豊橋市の吉田城主を務めた大河内家の子孫が所蔵していた源氏物語「若紫」の写本が、小倉百人一首の選者として知られる歌人、藤原定家(1162~1241年)が鎌倉時代に編さんした「青表紙本」だったことが分かった。調査した冷泉家時雨亭文庫(京都市)が発表した。専門家によると、重要文化財級の価値があるという。
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長岡京市内の発掘調査で見つかった進駐軍用のバヤリースの瓶(左)と国内販売用の瓶。一見すると同じに見えるが、陽刻された英字表記が少し違う=長岡京市奥海印寺・市埋蔵文化財センター 京都府長岡京市の長岡第六小プール跡地の発掘調査で、進駐軍向けに戦後一時期出荷されていた珍しいバヤリースジュースの瓶が見つかった。現場は昔、ため池があり、近くに研究農場があったという。進駐軍は食料増産を図るため都市周辺の農村部を視察することがあり、関係者は「視察中の兵士が飲み干して池に投げ込んだかも…」と推測。市埋蔵文化財センター(同市奥海印寺)で、地元古墳から出た国内販売用の瓶とセットで展示している。 【魅惑のくびれ“国宝級”】 進駐軍用の瓶は同センター職員が4月の現地調査で発見。バヤリースのジュース瓶は恵解山(いげのやま)古墳の発掘調査(2009~10年)でも見つかっている。長さ約21センチで形状、ロゴは同じだが、
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