東京2020組織委員会は24日、東京2020大会の選手村に導入するベッドなど寝具一式について発表した。ベッドフレームは耐久性の高い段ボール製で、マットレスはプラスチックにリサイクルできるポリエチレン製、掛け布団には人工羽毛を使用している。関係者は「世界一、環境に優しい寝具を実現した」とアピールした。 東京2020組織委員会は24日、選手村に導入する寝具一式を報道陣に公開した 史上初めて? 段ボールのベッド 東京・晴海のオリンピック村には、世界各国から来日した選手団約1万8,000人が滞在すると見込まれている。そこで用意されたのはエアウィーヴ製の1万8,000もの寝具(ベッドフレーム、マットレス、掛け布団、ピロ―、その他)。東京2020組織委員会の北島隆氏は「これまで組織委員会では、東京大会を『持続可能な社会の実現に資する大会』にすると宣言してきた。そこで、ベッドの開発に際しても配慮をお願い