カンボジア南西部シアヌークビル港で、クルーズ船「ウエステルダム」の船上から手を振る乗客ら(2020年2月14日撮影)。(c)TANG CHHIN Sothy / AFP 【2月14日 AFP】新型コロナウイルスの感染者が乗船している恐れがあるとしてアジア太平洋の各国から入港を拒否され、海上を2週間さまよっていたクルーズ船「ウエステルダム(Westerdam)」がカンボジア南部シアヌークビル(Sihanoukville)に入港し、14日午前、乗客が下船を開始した。 乗客乗員2257人が乗っているとみられるウエステルダムは、香港を2月1日に出港し15日に横浜に到着する予定だったが、新型コロナウイルスに感染した乗客がいる疑いが生じたため、日本、米領グアム、フィリピン、台湾、タイが入港を拒否。今週になってカンボジアが受け入れを表明していた。 カンボジアは中国とは親密な同盟国で、毎年巨額の経済支援を